東急大井町線 8500系

9000系より新しい8500系

 

東急8500系後期車の一部編成は5両編成で造られ、大井町線・5連+5連でつなげて田園都市線・新玉川線(後に統一)で運用されました。

 

この車両は8500系の後期製造グループで、内装が9000系に準じた仕様になっているのが特徴です。

 

仕切り板・大型スイープファン・低騒音コンプレッサー「HS-10」の採用など、乗り心地は9000系のそれに近く、田園都市線の初期車・中期車に比べると乗り心地がよいのが売りでした。

 

4編成が運用されていましたが、大井町線のダイヤ改正に伴う運用見直しや2000系を改造した9020系投入により余剰となり、田園都市線の初期・中期車や9000系初期車より新しいグループを含め廃車解体されました。

 

4M1Tの加速のよい編成で駅間距離の短い大井町線各駅停車運用では本領を発揮していました。