こちらのブログをYahooブログ時代からご覧になっている方は世界中を探しても1人もいないどころかそもそも定期的に見てくれている方がまず皆無ではあると思いますが久しぶりに記事を投稿させていただきます。私は昨年の春に大学を卒業し適当な会社に就職して社会人として生活し約1年となるわけでございますが、まあ就職してからというもの休みなく働き続け同期と比べると比較的早くに責任ある役職に就きました。そうすれば当然ですが余計休みがなくなり、これぞ模範的な社畜と言われるようなまあ面白くもなくつまらなくもない普通の人間に気づいたらなっていたわけです。そのような中、勤務先では年に1度取れるか取れないかの貴重なものですが一般的にホワイトと言われる企業では普通に取れるであろう3連休を昨年の12月に1度取ることができました。その3連休を使って福島県へ旅行へ行こうとまあ計画したわけですね。それは当然ですよね、貴重な3連休ですから。
前置きが異様に長くなりましたが要は福島交通のバスを撮影しに行ったという話ですね、はい。
夜勤を終えしばし自宅で仮眠、午後から最寄り駅で友人と合流し東北新幹線で一路福島県の郡山へ。郡山からは友人の運転するレンタカーで磐梯熱海温泉へ向かいます。宿へチェックイン、温泉に入り体を休めます。翌日からの福島交通のバス撮影、翌々日からの磐越西線の旅に備えたわけです。
宿の部屋には2000年くらいに作られたブラウン管テレビがありました。画面を触るとパチパチとするのが懐かしいです。
翌朝、さっそく福島交通のバスの写真を撮影しに行きました。
「は?この人ヤバ、都営バスの写真を掲載して福島交通撮りましたって言ってるよ!」と思った方はこのページにたどり着いているような方でしたら居ないとは思いますが、これは都営バスではありません。
こちらは都営バスから福島交通へ譲渡された車両なわけです。しかし何故都営バスのカラーリングのまま普通に使われているのかというと皆さんも記憶に新しいであろう昨年10月に発生し関東・甲信越・東北地方に大きな被害をもたらした台風19号の影響で阿武隈川が氾濫、福島交通のバスの車庫も浸水し約50台ものバス車両が被害にあい使用できない状態になってしまいました。そのような数の車両が使えなくなってしまうと今までと同じように路線バスを運行するというのは難しくなってしまうというのは想像に難くないですよね。そのことから県からの要請もあり都営バスで使われなくなったバス車両(11台)を福島交通に無償譲渡したわけです。(それらは元々福島交通で売却する予定だった車みたいですが)
まあ急ぎで譲渡が行われた訳ですから塗装を都営バス塗装から福島交通のものに塗り替えてるような時間はありませんので、しばらく落ち着くまでは都営バスの塗装のままで運転しいずれ福島交通の塗装にしようというわけです。なので僅かな期間ではあったものの都営バス塗装の車両が福島交通でそのまま使用されているシーンが見られたわけです。ちなみに訪問した時は19年12月でしたが今現在は都営バス塗装のまま使われていた車両は全て福島交通の塗装に塗り替えられたようなのでお気を付けを。
福島交通のバス停とあからさまに都営バスな福島交通の車両
あからさまな都営バスに簡易的に張られた福島交通のシール
車両前面に付いていたイチョウみたいな形をしておいて実はイチョウじゃなくて東京都のアルファベットの頭文字「T」をデザインしたものだという東京都シンボルマークは外され簡易的に福島交通のシールが貼られています
おや?うっすらと見えてますね~
都営バス時代にどこを走ってたとかは詳しくは存じ上げませんので気になるかたは「L-714 早稲田」でググってください
このような道を走る都営バスは新鮮ですね。「奥多摩じゃね?」「青梅発の上成木行きじゃね?」と言われればそれまでですが・・・
非常に良きですわ
素晴らしい!
Wonderful!
Très bien!
Bravo!
Хорошо!
太好了!
훌륭하다!
いい感じの編バス写真も撮れました
あからさまな都営バスとあからさまに福島県な案内標識
なんと!!まさかこれは!!!
車を走らせていたら反対車線に急に表れてすれ違いましたよ~!
今までは行先表示器がLEDの車両を掲載していましたが実は当時は幕式の車両も走っていました。この日は午前の運用には入っていませんでしたが午後から運用入りしたようです。
(※助手席から撮影※)
あたりまえですがこんな車両が走ってきたら追っかけて撮影に行きますよね!当然のことです。バスオタク100人にアンケートしたら100人は撮りに行くと回答するでしょうね。撮らないという選択肢はこの世に存在しませんね、確認するまででもないです。
それではこれから都営塗装のまま走る元都営バスで幕式の素晴らしい車両の写真をご覧にいれましょう!
え~とですね・・・
実は・・・
幕式車両ですが撮影をしておりません・・・
ん?どういうことだ?磐越西線でSLばんえつ物語が会津若松より郡山寄りに入ってきたとかこれを上回るネタがあったのかな?
いえ違います。
これは冒頭で述べた異様に長い前置きが関係しております。
実は朝の段階で勤務先から「急に従業員が足りなくなった。代わりが必要だ」と連絡が来ていました。まあ自分が家でゴロゴロしているのであれば「OK!俺が行くよ!」とでも言ったでしょうが私は勤務先のある神奈川県とは遠く離れた福島県におりますので当然お断りするわけでありますが私はその人が足りなくなった部署の責任者です。「無理ぴょん~ほなじゃさいなら!」では済まされないわけですから代打を探すわけです。懸命にさがしました。色んな人に声をかけました。見つかりませんでした。そして私は素晴らしいバス車両よりも仕事を取りました。
そうです、言うまでもなく想像がつくかと思いますが撮影せずに急いで帰宅し出勤をしたわけです。夕方に郡山を発ち最速のルート&乗り継ぎで帰宅し夜から翌朝まで勤務したのです。薄っすらと計画していた翌日の磐越西線&新津旅行もなくなりました。
3連休はなくなったのです。私は仮病で休んだその従業員を二度と許さないでしょう。なぜ仮病と分かるかって?経験と勘です。
なんか長くなりましたが撮れなかったってことですね(-_-)
後で友人が撮影した幕式車両の画像が送られてきたのですが画像を開いた瞬間スマホの画面を誤って叩き割ってしまいました(泣)←嘘です
最後に幕式車両を撮影に行った友人と別れ郡山駅行のバスを待っている時に撮影した写真。浸水して使えなくなってしまったバス車両が車庫に多数置かれていたところです。
まだ新しいであろうエアローエースのような車もあります・・・
というわけで長くなりましたが福島交通バス撮影旅のお話でした。
撮影:2019年12月