東武鉄道の500系リバティ(Revaty、特急用車両)🚃💺がデビューしてから、昨日(4月21日)で3周年を迎えていました。

今から3年前の2017(平成29)年4月21日は、500系リバティ🚃💺が200系りょうもう以来26年ぶりの新型特急車両のデビューで話題になり、大規模なダイヤ改正が行われていました。

その前日には、6050系(2ドアセミクロスシート車)の浅草への定期乗り入れが廃止され、南栗橋以北での運用に切り替えられていたので、今年3月8日をもって、西武鉄道の4000系(同じ2ドアセミクロスシート車)が池袋から撤退し、飯能~西武秩父間(秩父鉄道線直通)に限定されるようになったことと似たような現象となっています。

東武500系リバティ🚃💺は、汎用性のある3両編成の特急電車であり、3+3の6両編成で使うことが出来るほか、かつて1700系で運転されていた特急さち号と同様の分割・併合運転の出来る車両として、2016(平成26)年から2017(平成27)年に掛けて8編成24両が、川崎重工業(Kawasaki)で製造されていました。

デザインや汎用性が評価されたことにより、2018(平成30)年度のローレル賞が受賞されていたので、東武初の出来事となっています。

今年6月1日にデビュー30周年を迎える100系スペーシアのほうは、1991(平成3)年度のブルーリボン賞受賞車であり、こちらも東武初でありました。

2017年4月28日に発表された「東武グループ中期経営計画2017~2020」で、500系リバティの増備が計画されていると書かれていたので、今年度中(来年3月までの間)には、導入が再開されることが予想されています。

500系リバティの運転区間は、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の浅草~東武動物公園間、東武日光線の東武動物公園~東武日光間、鬼怒川線の下今市~新藤原間、伊勢崎線の東武動物公園~館林間、東武アーバンパークライン(野田線)の大宮~春日部~柏間、野岩鉄道会津鬼怒川線の新藤原~会津高原尾瀬口間、会津鉄道線の会津高原尾瀬口~会津田島間であり、3月14日に運河~柏間にも拡大されたのに続き、6月6日(土)のダイヤ改正からは、伊勢崎線の館林~太田間にも拡大されます。

6月6日のダイヤ改正では、70090型による日比谷線直通のTHライナーのデビューで話題になっているけど、500系リバティの運用列車では、リバティ会津号(浅草~会津田島間)の一部の速達化、アーバンパークラインの増発、リバティりょうもうの太田駅までの延長、下りのスカイツリーライナーの新栃木駅までの延長及びリバティけごん化などで進化することになります。

浅草 20時30分発のリバティは、3月13日までの平日に限り、アーバンパークライナー1号の大宮行きとなっていました。

朝の上り(浅草9時52分着まで)と夕夜間の下り(浅草17時09分発以降)の特急列車では、東京メトロ半蔵門線直通列車や亀戸線への乗換駅である曳舟駅にも停車するようになります。

速達化されるリバティ会津号は、浅草11時ちょうど発のリバティ会津117号(下今市駅までリバティけごん17号と併結)と会津田島 13時02分発のリバティ会津132号(下今市駅からリバティけごん32号と併結)の1往復であり、下今市~会津田島間の途中停車駅が、新高徳、東武ワールドスクウェア、鬼怒川温泉、鬼怒川公園、新藤原、龍王峡、川治湯元、湯西川温泉、上三依塩原温泉口、会津高原尾瀬口の各駅に変更され、101,111,129,128,140号の男鹿高原、七ヶ岳登山口、会津山村道場、会津荒海、中荒井の各駅の通過化により、下今市~会津田島間の各駅に停車するリバティ会津号が、会津田島 17時49分発の150号(現在は会津田島 17時53分発の148号)だけとなってしまいます。

リバティ会津150号は、全区間3両編成の単独運転に変更され、その代わりに東武日光17時43分発→浅草 19時35分着のリバティけごん46号が新設されます。

リバティりょうもう号は、浅草 20時ちょうど発の47号(館林行きの前3両、東武動物公園駅まで東武日光行きのリバティけごん47号と併結)だけとなっているけど、6月6日からは、浅草 19時59分発のリバティりょうもう45号(全区間6両編成)となり、太田駅まで延長されます。

その穴埋めとして、100系スペーシアで運転されている浅草 19時30分発のスカイツリーライナー5号(スペーシアスカイツリーライナー、春日部行き)が、東武日光まで延長され、浅草 19時49分発のけごん45号(スペーシアけごん)となります。

浅草18時30分発のスカイツリーライナー3号(春日部行き)は、350系で運転されている特急しもつけ283号(東武宇都宮行き)との統合により、浅草 18時19分発のリバティけごん239号(新栃木行き)に変更され、新栃木駅で、東武宇都宮行きの普通列車🚃に接続することになります。

浅草 21時30分発のアーバンパークライナー3号(大宮、柏行き、土休日はスカイツリーライナー9号(春日部行き))は、浅草 21時19分発新栃木行きのリバティけごん249号に変更されます。

200系になるけど、太田 6時36分発のりょうもう6号が、赤城発(6時10分、曳舟駅にも停車)となり、赤城、相老、新桐生、藪塚の各駅から出るりょうもう号の始発が繰り上げとなります。

しもつけ号は、今回の改正で廃止されるので、350系の定期運用が土休日に浅草~東武日光間で運転される特急きりふり281,284号だけとなってしまいます。

350系は、種車の1800系(急行りょうもう)時代に製造されてから40~50年経ったことで老朽化が著しい状態であり、座席がリクライニングしないことで見劣りがしています。

アーバンパークライナー🚃💺🌃の浅草発大宮、柏行き(春日部駅から前の3両(1~3号車)が大宮行き、後ろの3両(4~6号車)が柏行きとなる)は、21時30分発の71号となっているけど、6月8日(月)からは、浅草 18時49分発と繰り上げになり、曳舟駅にも停車すると共に、1号と元の号数に戻ることになります。

アーバンパークライナー🚃💺🌃の時刻(6月8日からの平日のみ運転)

1号(71号から変更) 浅草 18時49分発→大宮 19時54分着、柏 20時08分着

2号 大宮 20時05分発→柏 21時07分着

4号 大宮 22時ちょうど発→柏 22時55分着

6号(72号から変更) 大宮 22時44分発→運河 23時28分着

3号 柏 20時38分発→大宮 21時32分着

5号 柏 21時38分発→大宮 22時32分着

7号(73号から変更) 柏 23時17分発→春日部 23時57分着

特急券が必要な区間は、浅草発が浅草→せんげん台間、大宮発が大宮→春日部間、柏発が柏→運河間であり、他は料金不要のフリー乗車区間となります。

柏行きのアーバンパークライナーが野田市駅からの延長により新設されたのは、3月14日のアーバンパークライン(野田線)のダイヤ改正のことであり、柏 23時17分発春日部行きのアーバンパークライナーも新設されていました。

土休日には、アーバンパークライナー1号の運休枠により、浅草 18時49分発のリバティりょうもう39号(館林行き)が運転されることになります。

スカイツリーライナー🚃💺🌄は、朝の上りの2本(春日部→浅草間、曳舟駅にも停車)だけとなり、2号(春日部 5時35分発)は500系リバティ、4号(春日部 6時07分発)は100系スペーシアで運転されます。

4月25日(土)からは、コロナ騒動の影響により、以下の特急列車が当分の間運休となります。

スペーシアけごん5,9,13,21,31,33,18,24,26,36,46号

スペーシアきぬ115,125,127,120,130,142号

きりふり 281,284号

しもつけ 283,282号

りょうもう9,13,17,23,27,31,35,41,14,18,20,26,28,32,42,50号であり、そのうちのりょうもう41号は、伊勢崎行きなので、伊勢崎行きのりょうもう号も運休の対象となってしまいます。

期間中は、350系の運用が無くなるけど、6月の改正で廃止される予定のしもつけ283,282号に関しては、最悪の場合には、明後日(4月24日)の運用が最後となってしまいます。

350系しもつけ号のラストランの追っ掛けもコロナ大騒動により邪魔されています。

THライナーの70090型は、日比谷線での一般運用で先行運用されているけど、やはりコロナ大騒動により行かれないのが残念です。

昨日(4月21日)は、日比谷線直通運用で最後まで活躍していた20050型(最後の5ドア車)の21856Fが北館林荷扱所(渡瀬北留置線、群馬県館林市)まで回送されていました。

こちらは21436Fと21446F(中間車)に改造される予定であり、転用対象外となった中間車は、解体されることになります。

今日(4月22日)は、3月13日までスーパービュー踊り子号で活躍していたJR東日本の251系のうちの2次車であったRE-3編成が、東大宮から長野総合車両センターまでの廃車回送(配給輸送)がEF64 1030号機による牽引で行われたことを聞きました。

自分(しゃもじ)は、2月20日に横浜→池袋間で251系のRE-1編成によるスーパービュー踊り子号に乗れて良かったと思っています。

500系リバティのほうも昨年6月30日以来乗っていないので、久しぶりに乗りに行きたいけど、やはりコロナ大騒動がネックとなっています。

緊急事態宣言の発令から2週間経ったけど、どうなるのか気になります。

昨年12月1日に南栗橋で行われた東武ファンフェスタ2019(ミクリのイベント)🚃🎪では、車両撮影会の506Fのほか、工場に入場中だった508Fも見れて良かったと思っていました。

このように、デビュー3周年を迎えた500系リバティを話題にすることが出来て良かったです。