「神吉八幡神社②」~JR宝殿駅~ | 播磨屋伝兵衛ブログ

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伝兵衛のぶらり街歩きシリーズ

「加古川お散歩⑤」~JR宝殿駅~

前回に引き続き、神吉八幡神社を目指して歩きます。

岩間大明神を右手に見て、細い道を左折します。

前方に宮山が見えてきました。

宮山の手前左側に、真福寺がありました。

禅宗(曹洞宗)のお寺らしく、植木の手入れなども行き届いた心が落ち着くお寺です。

寺域内に石棺がありました。

古墳時代後期(七世紀)に造られたものとされています。

真福寺のお隣には、地蔵堂があり、その横に石棺仏と石棺が

ありました。

石棺仏は、古墳時代中・後期(五~七世紀)の家形石棺の蓋石の内側に、南北朝時代(十四世紀)頃に阿弥陀如来が彫られたものです。石板は、古墳時代の組み合わせ石棺の底石の部材です。

宮山の山麓に鳥居。中腹に拝殿・本殿が見えてきました。

最終目的地の神吉八幡神社に到着です。

応永三年(1397年)創立。

前回訪れた下の宮がある大国村に遷座し、妙見大明神と称していた時期があります。

嘉吉の乱で焼失後、現地に社殿を建て遷座しますが、寛永九年(1633年)落雷により社殿、造営物すべてを焼失。

天和三年(1684年)再建されたものが現在の本殿だそうです。秋季例大祭は、江戸時代後期に描かれた祭礼絵巻なさがらの神幸行列が行われます。

山門を入ってすぐのところにある石垣は、天文年間に神吉城主・神吉頼経が築いたものだそうです。

稲荷大明神。

八坂神社。

大歳神社。

天照皇大神宮。

愛宕神社。

大年神社。

自然に囲まれた歓喜(神吉)のご利益神社としての歴史と由緒を感じさせていただきました。

神社西には、宮山遊歩道入り口があります。

ハイキング、山歩きにもお勧めです。

アクセス:JR神戸線「宝殿駅」下車徒歩約50