【初めてこのブログに来た方へ】


ジオラマ作りに必要な、たった一つのこととは








皆さまこんにちは!笹 イワシです。


Nゲージ界のカプラー戦争。


TOMIX率いるTN陣営 VS KATO率いるナックル陣営の仁義なき戦い……


皆さまは、TNカプラーとナックルカプラーが連結出来ずに困った経験はありませんか?


この問題を解決すべく、今回はTOMIXの機関車のナックルカプラー化に挑戦します。


私はずっとTOMIXの機関車にナックルカプラーを付けるなんて出来る訳がないと諦めていたのですが……ネットで調べると記事がいっぱい出てくるんですね!!


しかも結構簡単そう🙌


と言う訳で、早速ネット記事を参考に工夫を加えてナックル化に挑みました。


⚠️注 意⚠️

この方法で全てのTOMIX製機関車をナックルカプラー化出来る訳ではありません。

仮組みや部品の形状を確認してから作業に入って下さい。

車両の加工は自己責任でお願いいたします。





▪️対象車両はEF81の旧製品





今回改造するのは、

TOMIX 2191 JR EF81形電気機関車(JR貨物更新車)

です。


ちょっともう……何年前の製品か分かりません😅


動力ユニットはフライホイールが付く前の、1世代前のものですが、見た目的には前面の手すりが別パーツになっていない程度で、最新製品と並べても大きく見劣りすることはありません。


恐らくカプラー、スカート周りは最新仕様と変わり無いと思いますが、最新仕様が手元に無いので検証出来ません。ゴメンなさい😓




▪️カプラーを分解する






付属のTNカプラーです。








こちらを分解すると、3つのパーツに分かれます。




▪️Aパーツの加工





凄く見えづらいと思いますが、Aパーツのセンターには、僅かながら出っ張りがあります。







こちらが後ほど凄く邪魔になりますので、画像のような小型ノミなので削っていきます。








削り終わったところです。




▪️使うのはかもめナックル





ナックル化のために使うのは、

「Z05-1376 ナハフ11かもめナックルカプラー」

です。





▪️カプラーを組み立てる





パーツAとかもめナックルを組み合わせます。


カプラーは特に加工することなく、ピッタリとハマります。(この時点で固定はされません)







パーツAとパーツBを組み立てたら、プラ角棒1㎜×1㎜を隙間に突っ込みます。








カプラー部品から飛び出した角棒を削ります。








角材をタミヤセメントの緑キャップで固定します。 


相手は軟質プラなのでこれで完全に接着出来るわけではありませんが、負荷の掛からない場所なのでこれで十分です。








プラ角材が白いままだと完成後に若干見えてしまうので、ガンダムマーカースミ入れ用でちゃちゃっと黒く塗ります。







これも目立つ部分では無いので、黒っぽくなるくらいで十分です。





▪️車両に組み込む






機関車についてくる説明書を参考に、カプラーパーツを交換します。


動画の通り、カプラーはスムーズに首を振り、上を向いてしまうこともありません。







連結状態も良好で、走行中に自動解放してしまうことも一切ありませんでした。




▪️実は……


私はつい先日まで、TOMIXの機関車は全て休車にしておりました。


理由は……ハイ、M-9モーターのポンコツぶりのせいでございます。


ところが近年情勢がかわりまして、TOMIX機関車の休車扱いが軒並み解除となりました。


ハイ、M-13モーター登場のお陰です。


M-9モーターのポンコツぶりとM-13モーターについては、こちらをご参照下さい。


TOMIX製機関車がいないお陰で、機関車についてはカプラーはナックルカプラーに統一することが出来ました。


マイクロエース製機関車も、全てではありませんが簡単な加工でナックルカプラーを装着可能です。(そのうち記事化したいと思います。)


すると問題になるのは客車側がTNカプラーを装備している場合のみだったのですが、これについては機関車側のナックルカプラーに小加工をすることで連結が可能にすることが出来ます。(これもそのうち記事化したいと思います。)


しかしTOMIX製機関車が解禁になったため、機関車側がTNカプラー、客車、貨車側が「カトーカプラー」というパターンが発生しました。


客車、貨車側のカトーカプラーをナックルカプラーに交換出来れば問題も解決できたのですが、一部どうしてもナックルカプラーを付けられない車両がいたので、暗礁に乗り上げていました。


しかしこれでTOMIX製機関車もナックル化の夢が果たせたので、連結器問題は一気に改善されました。


更に調べるとKATO製機関車にもTNカプラーがつけられそうなことが判明しましたので、機関車のメーカー問わず片エンドずつTNカプラーとナックルカプラーという仕様を標準にしていく予定です。



今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!


ご不明な点がございましたら、些細な点でも遠慮なくお問い合わせ下さい。それではまた!