こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型です。”現金輸送車”マニ30を弄ってみました。

マイクロエースの品番A1555を所有しています。過去記事でもちょくちょく出てきている車両です。

 

弄る前の姿です。写真の側は完全ノッペラボー、貫通扉がありません。窓も極めて少ないです。

この車両、現役時代は”現金”を運ぶということで、車両の存在や運用が高度に秘匿されていました。雑誌等に何の説明もなくこの車両が繋がっている写真が載ってて、”あの窓の少ないのは何??”と疑問を抱いていました。こんな車両ですから馴染みは無い?と思いきや...

 

1度だけ撮影しています。もちろん偶然です。客車2両目のマニ50は窓が開いていますが、1両目マニ30は少ない窓を締切、荷物車ながら冷房も載ってるし、見るからに”怪しい”客車でした(笑)。

1983/08 東北本線 久田野-白河 荷34レ

 

謎は深まるばかりでしたが、2003年に現役を引退し、少しづつ素性が明らかになって来て、模型も発売され、”これは買いだ”ということになりました。

 

また、これに関する書籍も発売されました。RM Library No.208”現金輸送車物語”です。

非常に興味深い内容でした。この青いマニ30は2次車、旧客に似た1次車があったんですね。

模型の2次車も豊富に写真が掲載されていて、細部がどうだったか?わかるようになりました。

今回は最初の写真左側 マニ30 2008、表現をしていなかったジャンパ栓類の表現を行いました。

 

自前の写真が無いので掲載できませんが、上記書籍より相当賑やかな配置だったことが分かります。

そこで、ジャンパ栓類のパーツを2つ使います。左がKATOのZ05-0447 北斗星登場時編成オハネフ24用のダミーカプラーです。右はKATO Z05-1787 スハネフ14ジャンパ栓です。

 

因みにZ05-0447は中央の連結器部分をカットして、左右を色々な客車にペタペタ貼り付けていました。

最初の写真右側もそうです。何となくそれっぽくなるので(笑)。最近の製品でジャンパ栓類をリアルに表現されるのが多くなって来て、これじゃ満足行かなくなって、取換えを進めています。

 

このようにカットしました。黒い網掛けをした部分は使いません。

 

車端部をヤスリで削って少し薄くしたところに、ジャンパ栓類をギューギューに貼って行きます。

ゴム系接着剤を使用しています。

 

自作室内灯化もやっています。筒状のウェイトが載っているところが荷物室、ウェイトは積荷の”現金”ってことになるでしょうか?(笑)。全く窓が無いので外からは見えません。

中央が添乗の日銀職員さんの居室、ここだけ照らせばOKです。テープLED長も通常の半分、5cmです。

 

因みに添乗員さんは行先も知らされなければ、荷物室のカギも持たされずに乗務されたそうです。

これだけのマル秘車両、もし機会があっても詳細写真など撮っていたらとっ捕まっていたかも??(笑)。

 

”積荷”のウェイトを載せた理由は..

これは去年Upしたマニ30床下パーツの写真ですが、スプリング集電台車だったため、DCC常設レイアウト上でこのように台車接合部が溶けちゃっています。

 

慌てて板バネ集電に改造、KATO台車へ換装していますが、溶けた部分を完全には修復できず、左右の安定がイマイチなので、ウェイトを載せて”踏ん張り”を効かせている次第です。

→ Nゲージ DCC常設レイアウトに適する集電法

 

なお、この時付けた台車にはTR230のコロ軸表現が無かったので、もう1度台車交換をしています。

→ Nゲージ マニ50、マニ30の台車交換

 

こうして室内灯が自作仕様になり..

 

賑やかな車端部ジャンパ栓、ホース類を再現しました。

 

反対側はデッキ付き、今回こちらも同様に改造しました。

 

マニ30は荷物列車に増結という形で連結しています。

予告からなかなか始まらない”マニシャッフル”記事でまた触れる予定です。

 

ジャンパ栓パーツの在庫が切れたので1両のみ施工でしたが、もう1両も弄る予定です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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