【2019北海道旅行②】懐かしい風景 | JKちゅっちゅ☆

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 新千歳空港は、直下にJR駅があるという便利な構造。寒い日も快適なのです。

 

 最近SNSで話題になっていた北海道と本州の比較図。でっかいんだよねぇ、北海道って。

 

 さて、今回使用する切符はこちら「AIRDOきた北海道フリーパス」。おおまかにいえば道央圏から宗谷本線の稚内までがフリー区間で、区間内の特急自由席乗り放題。4日間有効で12500円。新千歳空港から稚内までの往復運賃、要は普通列車のみで往復しても15600円なので、稚内に行くなら特急に乗らずとも3000円くらいはお得になる計算。

 この切符を買うには、AIRDO便に搭乗する際に発行される搭乗案内を掲示しなければ購入できない仕組みになっています。AIRDOに乗ってきた人向けの切符ですね。

 

 ホームに向かうと懐かしい車両が!この721系車両、自分が学生の頃は新型車両でして、これが来るとうれしかった印象があります(座れればの話)。711系赤電がまだまだ幅を利かせていた頃の話。朝晩は50系客車列車なんかも走っていて、バイトに行くときは苗穂までよく乗っていました。

 

 

 当時と違うのはこの青帯車両。「Uシート」とされるこの車両は指定席でして、なんかいろいろ快適らしいよ?乗らんけど。

 

 

千歳、恵庭、北広島を経て、百年記念塔が見えればまもなく新札幌。え?恵庭って快速が止まるようになったのか。

 

 

 札幌に到着。懐かしさに感無量。いろいろ思うところもあるけど、取り急ぎコインロッカーに大きな荷物を預けて乗り換えです。昔は1時間に1本ぐらい、新千歳空港から旭川までの直通列車がありまして、ここ札幌で進行方向が変わるために椅子の向きを変える儀式があったんですけど、その直通列車がなくなってしまいましてね。

 

 

 こういう乗車位置案内見るのが好き(^^)。今は無き北斗星やトワイライトエクスプレスといった寝台特急、はまなす,まりも,大雪,利尻など夜行急行の看板を見ていると、「遠いところに行けるんだぁ」なんてことを思っておりました。

 

 「はじめまして」の車両たち。北海道の新型通勤形車両って九州とは真逆で「質実剛健」的イメージがありますね。

 

 函館からの特急北斗号が到着。通勤形と違って、特急形車両は流麗なイメージ。

 

 札幌から乗車するのは789系車両の旭川行き特急ライラック。この車両、以前は津軽海峡線を特急スーパー白鳥として使われていたもので、北海道新幹線開業後に転属してきたんだそうです。JR北海道のコーポレートカラーである黄緑色がきれい。

 

 

札幌貨物ターミナル駅の横を通過。空が高いな。

 

 黄金色に染まった風景の中を走る特急ライラック。見慣れた景色なんだけど、このような平野になるまでに、どれだけの人が苦労して開拓してきたのかってことを、昔は考えていませんでした。住んでいたときに、もうちょっとそのあたりを勉強しておくべきだったと後悔しています。

 学生時代、アルバイトで働いていたJRバスや某ロータリーエンジン系ディーラーで聞いた「もとから北海道に住んでいる人」の話をいまさらながら思い出しながら、深川までの1時間はあっという間に過ぎていきました。

 

 深川駅に到着。ここで留萌本線に乗り換えます。

 

(続く)

 

 

お読みいただきありがとうございました。