第1359回('20) 千葉県市川市、船橋市のJR駅数駅を降り鉄して新幹線で帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2019年3月20日~22日の3連休は、
新型コロナウイルス感染拡大による混乱のさなか、2泊3日の日程で東京遠征を敢行しました。
これが2020年初めての乗り鉄となりました(乗り鉄以外の所用では既に鉄道を利用しています)。
 
新型コロナウイルス感染拡大による自粛ムードが広がっていて、今回の乗り鉄をすべきか否か最後まで迷いましたが、
列車内での感染例が見られなかった事、今回の私の乗り鉄での主な活動内容が「降り鉄」で、気密性の高い列車内より気密性の低い駅での滞在時間の方が長くなる事、そしてマスクやアルコール消毒液を用意した上で手洗いなどの対策を行う事により、実行に至りました。
しかし、東京都ではその後感染者数が急増した事から、今回遠征を強行したのは失敗だったかな…と思ったりもしています…。
 
三連休の東京は、思ったより外出している人が多くて驚いた一方、観光客は少なく外国人はほとんど見られませんでした。
宿泊したホテルも半分以上は空室でした。
 
今回は3日目最終日(3月22日)終盤の内容です。
昼間は千葉県市川市内、船橋市内にあるJR京葉線の駅を降り鉄し、最後は総武線の船橋駅で降り鉄しました。
降り鉄終了後は総武快速線で東京駅へと戻り、東海道・山陽新幹線を利用して兵庫県加古川市の自宅へと帰りました。
 
今回の日程 2020年3月22日  (日)    【その3】
 
新浦安1136(京葉線・1183Y)1139市川塩浜1155(1123Y)1159二俣新町1213(1119Y)1216南船橋1247(京葉線二俣支線・1264E)1257西船橋1315(中央総武緩行線・1210C)1318船橋1405(総武快速線・1290F快速)1430東京1503(東海道山陽新幹線・ひかり517号)1820西明石1829(JR神戸線・3295M新快速)1839加古川
 
【帰宅】
 
新浦安駅からは11時36分発の京葉線下り各駅停車・海浜幕張行きに乗車しました。E233系10連で、最後部車両に乗り込みましたが、乗客は誰もおらず、貸切状態でした。ちなみに新型コロナウイルス感染対策で、換気のために一部の窓が開いていました。この日は駅前に人が多く、電車の乗客が少ないパターンが多かったのですが、電車が新型コロナウイルス感染の危険度が高いと思われているのか、近くの駅前には買い物に出かけるものの、電車で遠くへは行かない、といった人が多かったのかもしれません。私は7人掛けの中央の席に座り、窓越しに車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の市川塩浜駅で下車しました。駅前は臨港部で工場や倉庫が立ち並んでおり、「アマゾン」の物流センターもありました。住宅は見られず、3連休という事もあり、駅の乗降客や駅前の人通りはまばらでした。
 
 

 

 
市川塩浜駅では11時54分発の各停・海浜幕張行きに乗車。1分遅れで電車がやって来ました。E233系10連で、この電車も最後部車両はガラガラでしたが他に1人だけ乗客がいました。着席して水分補給をしつつ車窓風景を眺めて道中を過ごし、4分後に1分遅れで到着した二俣新町駅で下車しました。デルタ線の中にある駅で、駅前に南船橋駅~西船橋駅を結ぶ二俣支線が、少し西側に市川塩浜駅~西船橋駅を結ぶ高谷支線が、それぞれ走っていますが、ホームがあるのは京葉線の本線のみです。また、駅前は市川塩浜駅と同じく工場や倉庫が立ち並ぶ港湾地区で、休日ゆえに人が少なかったです。
 
 

 

 
二俣新町駅からは12時13分発の各停・海浜幕張行き(E233系10連)に乗りました。最後部車両の車内はガラガラで、道中は着席の上で臨港地区の車窓風景を眺めました。そして3分の乗車で電車は南船橋駅に到着し、下車しました。駅のすぐ手前(南側)は更地でしたが、その南側には昭和の雰囲気が色濃い団地が立ち並んでいました。その西隣には「IKEA」があります。また、東関東自動車道の高架橋で見えませんが、駅のすぐ北側には地方競馬の船橋競馬場があります。しかしスタンドは反対側(北側)で、最寄駅は京成本線の船橋競馬場駅となります。そして駅の北西側、船橋競馬場の西隣には商業施設「ららぽーとTOKYO-BAY」があり、ホーム西側の高架下には駅と「ららぽーと」を繋ぐ連絡通路があり、動く歩道も設置されています。しかしながら新型コロナウイルスの影響か、この通路を通る人は一定数いたものの多くはない印象でした。
 
 

 

 
南船橋駅からは西船橋駅に戻るのですが、新習志野駅付近で架線に物が付着したための遅れと、当駅付近での強風による遅れが重なった事が原因で、乗車する12時40分発の武蔵野線各停・府中本町行き電車の発車が所定より7分遅れてしまいました。209系500番台8連で、最後部車両は空いていたため着席し、水分補給をしながら車窓風景を眺めましたが、強風のためノロノロ運転でした。そして西船橋駅到着は所定より12分遅れの12時57分になり、私はここで下車しました。同じホーム向かい側には東京駅から来た本来は1本後の府中本町行きが既に到着しており、そちらが先に発車し、続いて私が乗車した南船橋駅からの電車が発車しました。
 
 

 
西船橋駅では中央・総武緩行線ホームへと移動し、13時15分発の各停・千葉行きに乗車しました。E231系500番台10連で、ガラガラの最後部車両で腰掛けて車窓風景を眺めました。そして私は1駅目の船橋駅で下車しました。改札を出ると、コンコースには多くの人が通行していて、とても新型コロナウイルスの影響が出ているとは思えませんでした。まぁ、それでも普段より少ないのかもしれませんが…。駅の南北は部分的に再開発されており、商業施設のビルが立ち並んでいましたが、駅南西側の西武百貨店は2年前の2018年に閉店となり、ビルがそのまま残っていました。また、船橋駅はJR線の北側に隣接して東武野田線【愛称:東武アーバンパークライン】の駅があり、少し離れた南側には京成船橋駅があります。
 
 

 

 
時間の関係で、これにて今回の関東降り鉄を終了として、帰宅の途につくとします。まずは東京駅に戻るため、14時05分発の総武線快速・久里浜行き1290Fに乗車しました。遠くないうちにE235系へ置き換えられる予定のE217系4連+11連の15両編成で、私は最後部車両(11連側)へ。運良くボックスシートが1区画空いていたため、進行方向窓側席に座りました。乗車率は低く、ロングシートは空席が多かったです。道中は車窓風景を楽しみました。近年集中的に実施している東京降り鉄企画では自宅との行き帰りを除いてクロスシートに座る機会がほとんどないため、今回は久しぶりに遠方での乗り鉄気分を味わえました。また、私の区画の側窓が閉まっていたため、気温が高かった事もあり新型コロナウイルス感染対策で窓を少し開けました。そして快速は錦糸町を過ぎると地下区間へと入り、14時30分に到着の東京駅で下車しました。
 
 

 
東京駅では普段より人通りの少ない地下コンコースを通り、八重洲地下中央口から一旦改札を出ました。そしてデパート「大丸」でお菓子の土産を買いましたが、新型コロナウイルスの影響を考えて自宅用のみしか買えませんでした。その後はコンビニに寄り、お菓子とミネラルウォーターを購入しました。
その後はJR東海の東海道新幹線専用改札口へ。予め旅行前に購入していた『加古川~東京都区内』の乗車券の『かえり券』と、船橋駅で購入していた東京→西明石の新幹線自由席特急券を自動改札機に通して入場し、15時03分発の『ひかり517号』岡山行きに乗車しました。JR東海所属のN700系X編成16連で、私は1号車自由席に乗り込みました。多くの人が山側の2人掛け窓側E席に座る中、私はあえて海側の3人掛け窓側A席を選択しました。こちらの方が人の密度が低く、通路も遠く、隣のB席に人が来る可能性も低いと判断しました。新幹線は換気がしっかりしているので新型コロナウイルス感染をあまり気にしなくても良いかもしれませんが、長時間乗車になるのでできるだけ人混みを避けるのがベターな選択でしょうね。ちなみに普段の三連休最終日ですと東京発車時点で1号車自由席は必ず半数以上の座席が埋まるのですが、この日はE席にも空きがあり、乗車率は相当低かったです。これですと新横浜発車時点でも相当数の空席が残りそうな気がしました。
 
 

 
『ひかり517号』は定刻に東京駅を発車しました。昼食が早かった事もあり腹が減っていたのでお菓子を食べながら車窓風景を眺めていました。電車は品川、新横浜と停車しましたが、予想通り乗ってくる人は少なく、新横浜発車時点で全てのA席E席と一部の通路側C席が埋まる程度の乗車率にとどまりました。私の列のC席には誰も座りませんでした。この時間帯でこれだけ少ないのは驚きです。
その後も私は車窓風景を眺めつつ、スマホの時刻検索を利用してゴールデンウィークの旅行計画を立てていました。電車は三島、静岡、浜松と静岡県内の主要駅に停車し、それなりに乗降がありましたが乗客数は微減にとどまりました。そして名古屋から先の停車駅では乗客が減る一方となり、新神戸発車時点でガラガラとなりました。そして私は18時20分に到着した西明石駅で下車しました。日没を過ぎ、しかもこちらは晴れだった関東とは違い雨模様だったので空は暗くなっていました。
 
 

 
西明石駅では在来線2番のりばへと移動し、18時29分発の新快速・播州赤穂行きに乗り継ぎました。223系8連+4連の12両編成で、私は最前部の1号車(8連側)に乗車しました。関西では吉村大阪府知事により大阪府と兵庫県の往来自粛要請が出ていたためか乗車率は低く、転換クロスシート窓側席こそ埋まっていたものの中央ドア付近の向い合わせ席が全て空席だったため1ボックスを独占し、道中はスマホを操作していました。そして10分後、18時39分に到着した加古川駅で下車しました。
 
 

 
加古川は雨が止んでいました。翌日から仕事なので、下車後は速攻で帰宅しました。
これにて2泊3日の東京乗り鉄を終了しました。天気も良くほぼ予定通りに日程・行程をこなせました。
 
また、新型コロナウイルス感染のリスクは低いと判断して遠征を強行しましたが、私自身や周囲の人々は感染しなかったものの、結果としてこの3連休に多くの人が外出した事が感染拡大につながってしまいました…。
帰りの道中ではゴールデンウィークの旅行計画を立てましたが、半月後の4月7日に緊急事態宣言が発令され、私が居住する兵庫県が対象7都府県(東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡)に入り、期間がGW最終日の5月6月までになりました。私が旅行する事で感染リスクを広める事は絶対あってはならないので(仮に対象外の道府県へ行ったり宿泊するとなると地元の人が困るでしょうし…)、旅行を中止する事にしました(その後、4月16日に緊急事態宣言の対象が全都道府県に拡大されました)。
 
一日も早く新型コロナウイルスの流行拡大が収まり、普段通りに乗り鉄できる日が戻ってきてほしいですね。
しかしながら一向に収まる気配は見えず、当ブログのメインの記事の一つであるこのシリーズの第1360回をUPできるのはいつのことやら…。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)