およそ2ヶ月ぶりの更新。放置してた訳じゃありません、多分。

さて、ちょっとずつ集めていた長電鉄コレとGM軽量車、その他雑多なパーツが必要数揃ったので、満を持して8606Fを作っちゃいます。
実は1回先頭車ボディを破損させているので本当はもっと早く完成する予定だったのは公然の秘密。

材料は
・事業者限定鉄コレ東急8500系 ×2
・GM東急8500系増結 ×1
・鉄コレ長電8500系 ×1

長電サハ8550←東急サハ8900は貫通扉が両面ともに改造されています。東急にも後付けで貫通扉を設置した車両はいますが、8630Fまでの9号車に連結されたデハ8800の渋谷方のみ。まあ雰囲気重視なので無視して使います。

まずはヘッドライトから。
製品状態ではこんな感じ。前回のT2編成よりライトヒンジがクリアパーツに印刷される仕様に変更になったためライトヒンジの形状が正確になった反面、あくまでクリアパーツへの印刷であるため、角度によっては非常に不自然に見えます。また、全体がクリアパーツであるため、将来点灯化した際にライトケースごと光ってしまうことが考えられます。


そこで銀河モデルのシールドビーム(品番:N-017)使用します。元の孔が若干大きいので何らかの加工が必要です。

ワイパーは別体化するので、ガラス側のモールドを除去。どうせワイパーで隠れてしまうので多少傷が残っていてもいいでしょう()
資金面に余力が出たらBONA製のガラスに交換してもいいでしょう。

デハ8500の屋根の配管は長電譲渡後に若干変化しているのでその部分も修正。

塗装作業は毎回同じなのでダイジェスト版でお届け()

使用した塗料は
下地:ガイア アルティメットブラック
銀:ガイア ステンレスシルバー
クーラー:ガイア ニュートラルグレーⅠ
屋根:適当にグレーを配合したもの

赤帯はハセガワの曲面追従シート(TF12:赤色フィニッシュ)を使います。普段使用しているMr.のモンザレッドとの色味の差はほぼありません。


3号車のサハ8947が張り上げ屋根の13次車なので張り上げを塗装表現します。サハ8947の営団IRアンテナは旧型ですが、どうせ連結して走らせたらわかりゃしない加工をするのも手間なので放置。


シールドビームを塗装した上で接着。

続いてワイパーの別体化。ワイパーの交換時期も不明でしたが、こちらのサイト
2000年時点で改造済であることが確認出来ました。
また、こちらのサイトによると、1998年時点でワイパーが空気圧式であることが確認出来るので、98年から2000年の間に改造されたものと推測できます。(8606Fは98年12月に車体更新されているのでそのタイミングでワイパーも交換?)
探し当てるのに2時間かかったのは秘密。


鉄コレ7両の構成なのでN化しないと走れませんが、若干パーツが足りないのでとりあえず後回し。パンタグラフのみGMのPT42Lにしておきます。若干緩いのでゴム系接着剤で補強。

前面の連結器は東急9000系用のものを使用。
キットに含まれているものですが、現在でも時々GMストアの店頭に並んでいたりします。

最後にステッカー貼り。
上述の98年撮影の写真で両先頭車共にローマ字併記の幕に交換されていたことが判りますので、ローマ字併記のものを使用。
ちなみに1994年の鉄道ピクトリアル臨時増刊号内に8606Fの画像があり、この時には既にローマ字併記タイプに交換されていたようです。

2001年頃の雰囲気を手っ取り早く出すのに使うのはこちら。携帯電源OFF車両は2000年10月に登場するも、2003年9月に消滅。これならば2001年頃の雰囲気を容易に出せます。

優先席も2001年はシルバーシートだったのでシルバーシートのステッカーを使います。


ひとまず完成です。

2001年頃がプロトタイプなのでサークルKはありません。方向幕のローマ字もよく見ると小文字。

検査期限を考えると終焉が近い8606Fを引退前に完成させることができました。

他編成との並び。90年代後半~2000年代初頭の田園都市線が徐々に拡充されていきます。

プロトタイプを2001年としたのは急行灯を点灯化させても問題がないようにするため。
なので点灯化する気力と技量があれば続きます。