マサテツ〜食べ鉄旅日記〜

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近畿日本鉄道の特急「ひのとり」試乗会|くつろぎのアップグレードを体感[鉄道イベント]

鉄道コム

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3月14日にデビューした近鉄の新型名阪特急「ひのとり」の有料試乗会へ。くつろぎのアップグレードをひと足早く体感してきました!

貴重な有料試乗会のチケットを手に名古屋駅へ

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今回私が参加したのは2月8日に開催された有料試乗会。私は抽選で外れてしまったのですが、友人が貴重な2席を当ててくれました!感謝!

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集合場所の名古屋駅で、今日のチケットとひのとりのカッコいい紙袋をいただきホームへ。

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入線は9:30発の難波行き特急の後。発車が9:35なので、あまり時間はなさそう。

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暗闇の向こうからLED独特の真っ白な明かりが近づいてきました!

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来た!ひのとりだ!

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カッコいい!

しかしここではゆっくり外観を観察している時間は無さそうなので、早々に車内へ。

全席バックシェル付きで気兼ねなくリクライニング

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割り当てられた席はレギュラーシート。

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全ての座席がバックシェルで覆われています。

例えば座席を倒すときでも後ろに気兼ねなく思いっきり倒すことができるのです。小心者の私にとっては画期的!

フットレスト(靴を脱いで足を置くところ)やコンセントも全席完備。新幹線だと窓側しかコンセントが付いてないですからね。

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あと、アーバンライナーのヘビーユーザーな私(関西出身愛知在住なので)が一番嬉しいのは、大型の背面テーブル。アーバンライナーはテーブルが小さくて、食事する時やパソコンを広げる時にとても不便だったのです。

くつろぎのアップグレード!プレミアムシートがすごい

先頭と最後部車両はプレミアムシート。今回の試乗会では先頭6号車のプレミアムシートが開放されていて自由に見学・着席ができました。

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階段を登って扉が開くと…

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高級感がすごい!展望がすごい!

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2-1列のゆったりとした配置。革張りのシート。

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レギュラーシートと同じくバックシェル付きで、後ろを気にせずにリクライニング。

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リクライニングは手元のパネルで操作する電動式。シートヒーターや読書灯もボタンひとつ。カーテンも電動式。

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座席の前後の間隔は130cm。実際に座って見た体感でも、足元がすごく広いと感じました。

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他にも、収納式のテーブル、肘掛にはカップホルダー、コンセント完備。

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客席と乗務員室の仕切りはガラス張り。前面は大きな窓が2枚並ぶので、運転士の様子、前面展望どちらも最高。

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広々とした乗務員室。カッコいい!

挽きたてコーヒーが頂けるセルフカフェスポット

プレミアムシートがある先頭と最後部車両にあるのが「カフェスポット」。

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軽食や物販のほか、コーヒーサーバーでは挽きたてのコーヒーがセルフサービスで頂けます。

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試乗会ではコーヒーだけ提供可能だったので、早速いただきました。

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コンビニのコーヒーのように、その場で豆を挽いてコーヒーをいれるので、香りがとってもいいですね。

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コーヒーカップもひのとり専用のもの。まさに「ひのとりカフェ」です。

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コーヒーを頂きながら、受付で頂いた紙袋の中「何が入っているのかなー?」と思って、さっそくチェック。

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「ひのとり」のカタログ、記念乗車券、シール。

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色鉛筆とピンバッジ。

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ピンバッチがすごくカッコいい!使うのがもったいなくて、今も部屋で飾っています。

至れり尽くせりの設備

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各車両にあるのが、大型荷物用のロッカー。利用はなんと無料。しかも一部のロッカーはICカードが鍵の代わりになるのだそう。すごい!

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車内をぶらぶらしてたら、こんな感じの「ベンチスペース」がありました。パンフレットによると「気分転換のため」っだって。なんて贅沢なんでしょう!

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ベンチスペースに掲げられた「ひのとり」のエンブレムが、またカッコよくて。ここは人気の写真スポットになると思います、きっと!

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そうそう!フリースペースにあって嬉しかったのが、この「おしぼり」。近鉄特急のヘビーユーザーならわかると思いますが、近鉄特急といえば大体トイレらへんに「おしぼり」が用意されていて、自由に頂くことができるのです。新しい中に伝統もしっかり引き継がれていて、嬉しい限り。

メタリックレッドとスピード感のあるデザイン

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試乗会用の臨時列車なので普段の特急より長い約2時間30分の旅でしたが、車内の設備に興奮してたらあっという間に「大阪上本町駅」に到着。
営業列車では地下ホームに発着し「大阪難波駅」まで運転するので、地上の頭端式ホームに止まる「ひのとり」は貴重な姿。

折返しの試乗会まで時間があったので、今度は外観をゆっくり観察。

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スピード感のあるフォルム。

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艶感のあるメタリックレッド。

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翼を大きく広げて飛翔する「ひのとり」のシンボルマーク。

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記念撮影。

近鉄名阪特急は次の時代へ

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「くつろぎのアップグレード」が「ひのとり」のコンセプトということですが、いや本当にゆったりくつろぐ事ができる空間になっていて、今までの都市間特急にはない豪華さなのが印象的でした。

スピードでは新幹線に劣る名阪間だからこその「くつろぎ」感。確かにいつもほぼ満席の新幹線の『詰め込まれている』感に疲れを感じることは多々あったので、時間に余裕があれば「ひのとり」という選択肢も、大いに『アリ』だと思いました。