【初めてこのブログに来た方へ】


ジオラマ作りに必要な、たった一つのこととは







今回は記事化をすっかり忘れていた、築堤の下草作りをご紹介いたします。


基本的には[海11]枯れ草と下草に準じていますが、この経験をベースに不要な工程を廃止、足りなかったものを追加しておりますので、改めてアップいたします。



▪️接着剤の塗布





まずは築堤の土手にしたい部分に、スーパーフィックスの原液を塗ります。


多少厚塗り気味に塗った方が、強度が出せると思います。




▪️枯れ草の表現





こちらも前回同様草三昧・枯れ草タイプAと、グラスセレクションの枯れ草色を使いました。


草三昧は2020.4現在欠品しているようですが、グラスセレクションのみでも十分だと思います。






ピンセットでつまんだグラスセレクションなどを、適当な間隔で置いていきます。







その後地面に置かれたグラスセレクションを、ピンセットで丁寧にバラしていき、地面が隠れるよう均一にならしていきます。



▪️下草の表現




前回に引き続きKATOの湿草と、今回新たにターフの若草色を使いました。








ます先に湿草を撒きます。


枯れ草が分かる程度に、適当にムラが出来る程度の量で大丈夫です。







続いてターフ若草色を撒きます。


こちらは線路際を中心に、しっかり撒いていきます。






雑なイラストですみません。凄ーく分かりにくいかも知れませんが……


ターフ若草色はこのイラストの「この部分」を再現するための工程です。


背の高い草の根本に生える、背の低い、かつ日当たりの良い場所に生える草を表現しているので、ムラなくしっかり撒きます。




▪️ターフなどを固定する


ここまでで散布作業は完了なので、撒いたものを固定する作業を行います。


ます最初にエアブラシで撒いたものを湿らせます。エラブラシ使用時の注意点詳細はこちらをご参照下さい。


エアブラシが無い場合には霧吹きでももちろん代用可能(むしろそっちが一般的)ですが、エアブラシの方が圧倒的に作業がしやすいです。


湿らす作業が完了したら、スーパーフィックスを3倍に薄めたボンド水溶液をスポイトで垂らしていきます。


一度の作業で完結させようとするとムラが出来やすいので、少な目に垂らして固定が弱いようなら再度垂らした方が面倒ですが上手くいきます。




▪️まとめ





この状態、春先の草が芽吹き始めたくらいの季節を表現するのであれば、完成状態と言って良いと思います。


しかし今回は盛夏を再現するので、今後背の高い草を植えていきます。




今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!!



ご不明な点がございましたら、些細な点でも遠慮なくお問い合わせ下さい。それではまた!