先週に引き続き、コロナウイルスによる緊急事態宣言の発令に伴った松井大阪市長から外出自粛を促進する為の減便要請を受け、大阪メトロは明日4月18日~の2日間、全9路線のダイヤについて減便することを発表しました。
前回の減便で、混雑率が20~30%程度しかいないという効果を達成したとことから、今回も再び実施される運びとなりました。
Osaka Metro は、前週末に引き続き、4月18日(土曜日)および19日(日曜日)についても、大阪市民にさらなる不要不急の外出自粛を促すため、土・日・休日ダイヤの2割程度を減便します。
4月18日(土曜日)および19日(日曜日)の実施については、相互直通運転を行っている近畿日本鉄道と阪急電鉄の協力を得て、中央線、堺筋線でも減便します。
今回は中央線・堺筋線も対応
わかりやすいように今回も図解を作りました。一例として、10時台における各路線2番線(北・西方面行き)の具体的な減便状況です。
今回の減便ダイヤでは、前回相互乗り入れ先との調整の関係で実施されなかった中央線・堺筋線も減便の対象となります。
ざっくり解説すると、中央線はデータイムの生駒行きを削減、堺筋線は毎時1本が削減となります。
中央線
中央線では、生駒~コスモスクエア間の列車を減便。今回の減便ダイヤでは最も影響が大きく、データイムの全時間(10-15)帯において15分間隔となります。
近鉄側のプレスリリースでは、生駒~コスモスクエア間の24列車を運休するとあります。
運休列車
生駒駅を9~17時台に発着する一部列車
(生駒発 コスモスクエア行 24本)
(コスモスクエア発 生駒行 24本)
※生駒駅折返しの一部列車の運転を取り止めます。生駒・学研奈良登美ヶ丘間は、平常通り運転します。
堺筋線
堺筋線ではデータイムの全時間(10-15)帯において毎時1本を運休。中央線とは対象的に、最も減便数が少ない路線となります。
同様に、阪急側のプレスリリースでは、阪急線内~天下茶屋直通列車を14~15列車運休するとあります。
■運休列車
[阪急京都線] 高槻市・北千里~淡路~[Osaka Metro堺筋線]天下茶屋間を運行する一部の普通列車
(上り 高槻市/北千里方面行き 15本)
(下り 天下茶屋方面行き 14本)出典:阪急電鉄プレスリリース
阪急柴島が…
また、メインである京都本線と、地下鉄区間(=高頻度運転)である堺筋線のどちらにも属さない途中駅、柴島駅では、運休に加えて停車しない準急の運行で30分間隔になる時間帯があります。
・天下茶屋行き…15:36発の後は16:08発に(本来は15:48、15:55発が間に入る)
・高槻市、北千里行き…16:30発の後は17:02発に(本来は16:42、16:50発が間に入る)
更に、朝時間帯の北千里行きが、淡路で打ち切られる部分運休も発生しています。
天下茶屋8:26→淡路8:48止(通常はこの後 →北千里9:09)
その他路線
御堂筋線・谷町線・千日前線など、その他路線においては先週と同内容の減便ダイヤとなります。
詳細なダイヤについては公式サイトさんで掲示されていますので、こちらから御覧下さい。