昨日の金野画は谷筋バックでしたが、本日の画は中央アルプスバックです。
飯田線は諏訪湖を源とする天竜川沿いに辰野から飯田を経て佐久間から天竜川を離れて新城へ出、豊橋へと達しています。
さらに天竜川は北東から南もしくは南西へと南アルプスと中央アルプスの間の谷筋を流れていますから、線路を中央にして順光で構図取りすると午前中は中央アルプス、午後は南アルプスバックとなりますが、どちらかと言うと南アルプスバックよりも中央アルプスを背景とした画が多いと思います。
金野あたりは天竜峡の街方向が天竜川の谷筋が開けていますので、お昼にはこんな感じ↓で中央アルプスがいい塩梅に背景となります。
1980年代撮影 飯田線金野 クハ68045+クモハ54
この時間の2連は区間運転のローカル列車だったはずです。
元42系のクロハ59改造の変形クハ68はバラエティ豊かな飯田線旧国群の中でも結構人気がありました。
しかし、日本の山河では特に春、桜の時期にはスカ色は実によく似合いますね。
これがステン地色じゃあ、ちょっと興ざめになっちゃいます。
この場所で流電やクモハ53003とか撮りたかったですわね。