太宰府駅から参道を通り太宰府天満宮へ向け歩いていきます。
途中こんな感じのスタバを発見。
景観に配慮したと思われますが、何とも異様で周囲から逆に浮いてしまっている感じでした。京都など観光地ではスタバに限らずこうした店舗をよく目にしますが、奇をてらうというかアピール感が強いというか、どうも個人的には好きになれません。結局儲かるから出店してるんでしょ、という感想。まぁ儲けるのが『悪』とはこれっぽっちも思っていませんのであしからず・・・
のんびり歩き10分ほどで到着。いよいよこの旅最大の目的である、太宰府天満宮参拝のスタートです。
平日の9時前ということでほぼ貸し切り状態ですが、テンションが上がりいろいろ撮影しまくります。中でも驚いたのがこの専用の御朱印ブース?
週末などはここが解放され、それでも行列が止まらないと思われます。今日の私は特に待つこともなく、社務所で御朱印をいただきましたが、こうした点が平日休み最大のメリットといえるでしょう。
そして立派な本殿。
『二礼二拍手一礼』、しっかりと参拝し太宰府天満宮を後にします。
駅へ戻る途中自分の買い食い用と土産用に名物梅ヶ枝餅を購入。嬉しいことに焼きたてをその場で用意してくれ、さっそくいただきます。よく『名物にうまい物無し』といわれますがこれは例外でとても美味しく、家族にも大好評でした。
太宰府駅へ戻り駅巡りを再開。
太宰府発9時08分の普通列車に乗り、1駅隣の西鉄五条駅へ。これで太宰府線は全駅訪問達成となりました。
幅が狭くカーブした島式ホームで、ベンチに座るとすぐ足元に黄色の点字ブロックがあります。それにしてもこの独特のカラーリング、『アイスグリーン』というそうですが、ものすごく微妙で何ともいえない色だと思うのは、きっと私だけではないでしょう。
『五条』というと京都を思い浮かべてしまう駅名ですが、所在地はれっきとした太宰府市五条という地名。こうしたことからも、ここ太宰府が古くから栄えた地だということがわかります。駅周辺は太宰府市の中心市街地となっており、市役所などの地元民向けの施設が多く、観光に特化した太宰府駅周辺と役割がキッチリと二分されているとのこと。
駅前のコンビニで飲み物を買い小休止。その後西鉄五条発9時23分の西鉄小郡行きに乗り終点西鉄小郡駅を目指します。この列車は西鉄二日市駅から先も天神大牟田線へ直通し乗換不要、さらに転換クロスシートという文句ナシの乗り特列車でした。
西鉄小郡駅には9時49分の到着。
私としては『小郡』といえば山口県の小郡駅、現新山口駅が連想されますが、この福岡県小郡市も人口約5万8000人とそれなりの規模を持つ都市であり、その中心である西鉄小郡駅も、多数の始終着列車が設定されている運行上の主要駅となっています。
ここ西鉄小郡駅からは甘木鉄道に乗り換え、まずは鹿児島本線と接続する基山駅まで向かおうと思います。