コロナウイルスによる外出自粛の影響で地方の民鉄では計画運休を実施する会社が出てきました。

 

先月訪れたばかりの千葉の小湊鉄道では今週から約2割5分、同じく銚子電鉄では3割の列車を運休にする由です。地元民より観光客の乗客が多い所では空気を運ぶより運休にした方がマシなのでしょうが、休業を強いられている飲食店同様経営に大打撃で、元々赤字経営故に今後公的財政支援がないと先行きに大きな不安を感じてしまいます。

 

さて小湊の売りである桜は残念ながら今年は自粛で見送ってしまいましたが、どれくらい人出があったのでしょうか?

 

ここ数年飯給や上総大久保などの桜の名所は平日でも信じられない位人が密集していましたが、5年前や10年前はまだ長閑なものでした。

 

先月訪れた菜の花畑もその頃はまだ閑散としていて、落ち着いて撮影に専念できました。

 

ホームに観光客ではなく地元の人を見かけると何となくホッとします。

 

この駅の直ぐ傍には市立小学校があって、かっては通学する小学生達で賑わっていましたが、今は廃校になって寂しくなりました。

 

春に訪れた時は必ず最後に飯給の夜桜で締めるのが小生のルーティンですが、何回撮っても夜景は難しくていつも緊張しました。

 

JRを含めどこの鉄道会社も在宅勤務と旅行の自粛で大幅に乗客が減っていることと思われますが、鉄道界にとって試練の春になります。