2020年 04月 13日
20年3月29日撮影記 エピローグ
40サンフレッチェ広島ラッピングと湯玉でお別れをして帰阪となります。
芸備線でサンフレラッピングを収めて往復を18切符で済ます当初の行程でしたが、構想は膨らんで山口県まで行く事となり、帰りは新幹線の力が必要でした。
その新幹線に乗車するのに関門海峡を渡って九州へ上陸する必要がありました。
湯玉から1駅の小串で下関行きに乗り換えます。
小串乗り換えの場合は3番に小串止まりが入り、向かいの2番で下関行きが待つ流れが多いところですが、この時間は跨線橋を渡って1番で下関行きが待つ流れで、ちょっとだけ損をした気分です(笑)
キハ47 887D 普通 下関行き 小串にて。
終着・下関まで乗車の安心感もあって寝落ちして、気がつけば幡生を発車したところです。
乗車したキハは定刻に下関に到着します。
そして久しぶりの下関です。
小さい頃は憧れの聖地でしたが、あくまでも今では通過点となってしまいました。
昔によく陣取った九州側とは逆の、階段に近い位置に列車は停車します。
47の姿を収めてから階段を利用して隣のホームに移動して、階段側で発車を待つ門司行きに乗車します。
今となっては下関の駅名の如く、どの列車も乗り換えが必要で、関門トンネルで関門海峡を渡るのはJR九州の古参車両です。
発車すると長いホームを滑走し、自分は機関車交換が行われてたホームの九州側を懐かしく眺め入ります。
その余韻のうちに列車は関門トンネルに進入します。
《こんなに長かったっけ?》
走行音からスピードを抑えているようにも思えませんが、すごく長く感じられたトンネルの通過時間でした。
そしてトンネルを出ると車内照明が一時的に消え、陽が落ちてからのデッドセクション通過にハッとします。
1駅運行の門司行きは折り返し1駅運行の下関行きになります。
門司で二日市行きに乗り換えて1駅の小倉へ。
小倉到着のアナウンスでは九州各線の乗り場と時刻案内がありますが、新幹線は乗り場案内にとどまり、会社が違う温度差を感じます。
そして小倉で下車します。
九州入りを実感したくて、豚骨ラーメンを下車したホームでいただいてから、日田彦山線・小倉止まりが入る3番へ移動します。
ダイヤ改正前まではインの2番に発着してましたが、ダイヤ改正後はアウトの3番発着に変更となります。
今回の旅でアウトカーブのホームを見直すきっかけを山陰本線で得る事となりましたが、締めくくりがキハとアウトカーブとは何とも感慨深いものです(笑)
折り返しの田川後藤寺行きを見送る事なく新幹線改札へ移動します。
そして改札を入る前に嫁に電話して今から帰る事を伝え、何か要るものがないか聞きます。
《博多通りもん》を買って帰るように言われ、お達しの通りに購入してから新幹線改札を入り、新幹線車内で過ごすのに必要なモノを買い求めてからホームに上がります。
小倉からの乗車は こだま872号 新大阪行きです。
のぞみより時間はかかりますが、格安で手配するのに間に合った行程変更でした(苦笑)
小倉から3時間40分ほどの乗車で新大阪に到着し、大阪へ出て阪急箕面線の最終で帰宅となります。
サクッと広島日帰りで考え始めた今回の旅でしたが、最終的に山陰本線・下関口まで足を延ばすとは当初では考えれないところでした(苦笑)
ただ、広島日帰りではきっと悔しい思いをしてた筈で、出費はありましたが山口県まで行って正解だったと考えます。
そして、この日に出ておいて良かったと考える今日この頃です。
by koganeturbo
| 2020-04-13 19:00
| たわいない遠出編 山陽・山陰
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