西鉄春日原駅から徒歩10分ほどでJR春日駅に到着。雨こそ降ってないものの、空は相変わらずどんよりと曇っています。

 

 

SUGOCAをタッチし改札内へ入ると、ホームでは『トゥース!』と大きな声が聞こえてきそうな力強い字体の文字がお出迎え。よく見ればわかると思いますが、なぜか地べたスレスレに置かれていました。

 

 

こちらは正規の駅名標。

 

 

春日発7時33分の二日市行き普通列車に乗り、お隣の大野城駅へ。ここで再び西鉄白木原駅へ歩いて向かいます。

 

 

 

両者の距離はおよそ600m、10分ほどで無事到着です。この辺りはJR鹿児島本線西鉄天神大牟田線がほぼ並行して走っており、徒歩連絡可能な駅も多数あります。そのおかげもあって、わずか30分ほどの短時間で、4駅も訪問することができました。朝から順調な滑り出し、そろそろ本来の目的である太宰府方面へ向かうことにします。

 

 

白木原駅ホームは何やら改修中?で、幅も狭くなっておりなんとなく圧迫感を感じます。

 

 

白木原発7時53分の列車に乗り、太宰府線が分岐する西鉄二日市駅には8時ちょうどの到着。

 

 

 

ここで太宰府線に乗り換えですが、一度改札の外へ出てみることにします。

 

 

人口約10万人、福岡市のベッドタウンとしても栄える筑紫野市西鉄における中心駅で、並行して走るJR鹿児島本線二日市駅よりも利用者はかなり多め、私の訪問時も通勤通学客が次々に駅へと吸い込まれていきました。すでに営業していた駅前のイオンで飲み物を買いトイレ休憩。

 

構内へ戻ると、8時17分発の太宰府行きは入線済みでした。

 

 

転換クロスシートの新型車両で、終点太宰府駅までわずか2駅5分の乗車では物足りないと思ってしまえるほど素晴らしい車両です。車内はほぼ半分ほどの乗車率。私のような観光客風の乗客、地元の乗客、高校生がだいたい同じくらいの割合でした。

 

定刻8時17分に西鉄二日市駅を発車した列車は、唯一の途中駅西鉄五条駅を経由し、所要5分で終点太宰府駅に到着。これで昨日の貝塚線に続き、めでたく西鉄2路線めの完乗達成となりました。

 

 

 

立派な駅名標。

 

 

歴史好きの私にとって『太宰府』は特別の響きがあります。念願の太宰府天満宮参拝、今から楽しみでなりません。

 

 

 

言うまでもなく太宰府天満宮を模した社殿風の駅舎のお出迎え。完成は1991年(平成3年)ですが、昨年(2019年)リニューアルされたとのことで、まだまだ色褪せておらず、美しさが目立ちます。

 

 

詳細は記しませんが、太宰府天満宮は新元号『令和』所縁の地らしく、至る所にそのことを示した幟などが見られました。

 

駅を出るとすぐ鳥居があり、その先に参道が続きます。

 

 

早朝でまだ開店前のお店が多いですが、それでもさすが大観光地、いくつかの店は既に開いており、名物の『梅ヶ枝餅』を始めとした土産物が多数売られていました。

 

参道を通り、いよいよ参拝スタートです。