皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
昔ながらの型紙でオハフ60を作ろう！その4
「顔」が見えてきました！
ここまでは全部、この型紙だけで作ったものです。
そりゃ、多少は紙っぽさは感じられます。
でも、これからこの雰囲気が
プラ製の完成品とは異次元の
(どちらが上という勝敗の問題でなく)
面白い仕上がりに繋がることを
今から予告しておきましょう(^^)
さて、おおかたベースは作ってありますので
今日は細かい部品を付けていきます。
図面をパソコンで書くときは
かなり拡大していますから
大きさの感覚がマヒしますし
こうして写真に撮ったって
実際の大きさよりもかなり大きく写りますけど
んまー、小さいこと！！(笑)
なので、現実逃避もそれなりに発生します(笑)
適当にそのへんにあった
グリーンマックスの幌を当ててみました。
実は、ファインスケールを意識しつつ
このグリーンマックスの幌は
きっと実際に装着する可能性は高いだろうと
設計段階から考慮しておいたものです。
思惑とおり、そのまま使えそうです。
と、ここで眺めて悦に浸っても
誰も代わりに作ってくれませんから
重い腰を上げて取り掛かりましょう。
いま使うのはホロ釣の四角い台座と
左側に貼る二本のリブ、尾灯掛のフック。
手摺は、適当に非常に細く切った紙を
1mm長にみじん切りにして
所定の位置に接着しました。
いずれも位置を決めれば
そのまま放置すれば固まりますので
(押さえつけなくても大丈夫)、
高粘度の、ゆっくり固まる瞬間接着剤で
時間をかけて貼りました。
ひと呼吸おいて
立ててみるとこんな感じになりました。
影が大げさに見えますが
塗装も厚めに吹き付けますので
今の段階ではこれ位が適正です。
最後にライト穴をあけました。
ドリルは0.8mmです。
のちに0.75mmの光ファイバーから
レンズを作ってはめ込むと
クリアレッドの塗装と接着剤の塗布で
0.05mmくらいの遊びでカチッと入るようになります。
裏面のバリは綺麗に除去します。
と、断言したいトコですが
実は、点灯化しない場合でしたら
ここはバリを残した方が
接着シロが多くとれますので
むしろ好都合と言えます。
但し、点灯化する場合は
ここを平らにならしておかないと
のちに直付けする「きらめきライト」の
位置決めや取付が面倒になります。
今回は点灯化させますので
ナイフとペーパーでスベスベにしておきました。
そして･･･また遊ぶ(笑)
テールライトは
実はちょっと迷っている部分があります。
模型においては、
立派に見せるための重要な要素ですので
レンズの周りにフチ取りのような
ケースの表現がほぼ必ずあるのですが
実際に写真を見ると
このオハフ60に関して言えば
どうも、はっきり目立つようなフチが
見当たらない写真が目に留まるんですよね。
フチを付けないなら、ここで完了。
付けるなら、パイプを挿すのが普通ですけど
極力この型紙で作るという方針のもと
ひとまわり大きい紙を丸く切って貼って
再度その内側を開孔するのが
スジってもんですよね。
迷った結果、結論は････
保留、後回し(大笑)
さて最後に明日の仕込み作業です。
次は側板を組みますので
その前に低粘度の瞬間接着剤で固めます。
これで明日は待ち時間なく
側板の作業から始められるはずです(^^)
それではまた明日。
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