昨夜に急きょ西武バスネタを投稿したため連投となり申し訳ありませんアセアセ

駅弁の日である今日は、68年前に全線開通した神戸電鉄 粟生線と32年前に開業した瀬戸大橋線についてご紹介させていただきます。
1993年に一般社団法人 日本鉄道構内営業中央会が、4月は「駅弁」の需要拡大が見込まれる行楽シーズンで、「弁当」の「とう」から10日、さらに洋数字の「4」と漢数字の「十」を合成すると「弁」の字に見えることから「駅弁」のおいしさ、楽しさをより多くの人に知ってもらい、「駅弁」の魅力をPRすることが目的で「駅弁の日」と制定されました。
日本で初めて売られた駅弁は、1885年7月16日に宇都宮駅の駅弁(おにぎり2個とたくあんを竹の皮に包んだもの)であるとされています。
(私は厚切り牛タン弁当か牛肉どまんなかが好きですキラキラ)
ちなみに20年前の2000年4月10日に、EF210-100番台(エコパワー桃太郎)の営業運転が開始しました。
では、どうぞご覧下さい。

【神戸電鉄 粟生線】
1947年に神戸有馬電気鉄道が三木電気鉄道と合併し、社名変更された「神有三木電気鉄道」によって、1952年4月10日に電鉄小野駅~粟生駅間を開業させ全線開通となりました。
神戸電鉄粟生線は、粟生から鈴蘭台を結ぶ20駅29.2Kmの路線です。
有馬線との直通運転を行っており、ほとんどの列車が新開地まで運転されている
ピーク時の年間利用者数1400万人から600万人以上の利用に減少した神戸電鉄粟生線は、沿線の車社会に加えて競合する神姫バスやJR加古川線、神戸市営地下鉄などに客を奪われ年間約10億円の赤字を出し、路線の存続が危ぶまれています。(写真は神電のキャラクターしんちゃん)
路線の維持に苦戦を強いたげられている神戸電鉄さんには頑張っていただきたいと思います。

【JR瀬戸大橋線】
1988年4月10日に、JR瀬戸大橋線 児島駅~宇多津駅間が開業、本州と四国を結ぶレールがつながりました。
開業によってJR7社の線路が全てつながったことから、「一本列島」というキャッチフレーズも生まれました。(写真は鉄道ダイヤ情報2017年4月/396号から)
本四備讃線 試運転ヘッドマーク
(特別展「天空ノ鉄道物語」から)
瀬戸大橋線開通記念ヘッドマーク
(特別展「天空ノ鉄道物語」から)
瀬戸大橋開通前は宇高連絡船が本州と四国を結んでいた
瀬戸大橋線開通日の記念乗車証
瀬戸大橋線が開通した事で岡山から高松へフェリーを使わず列車や車で一気に行けるように
瀬戸大橋線は、瀬戸大橋を渡るJR西日本の宇野線(岡山駅~茶屋町駅間)、本四備讃線(茶屋町駅~児島駅間)とJR四国の本四備讃線(児島駅~宇多津駅間)、予讃線(宇多津駅~坂出駅~高松駅間)をひとまとめにした愛称です。
宇野線
本四備讃線(快速マリンライナー)
沿線にはジーンズの街「児島」など魅力あるスポットがあります
児島駅の自動改札機フラッパーもジーンズ
児島駅ホームのエレベーター建屋もジーンズ
本州の岡山県倉敷市と四国の香川県坂出市を結ぶ10の橋の総称である「瀬戸大橋」は、瀬戸内海の5つの島を跨ぐ長さ9,368m(橋梁部)・高架部を含め13.1kmの橋で、道路・鉄道併用橋としては世界最長を誇ります。
瀬戸大橋建設には、世界最先端の技術が詰め込まれ、橋梁の変形から線路を保護するための技術が新規に開発されるなど、1978年10月10日の着工から1988年4月10日の開業までの道のりは決して容易でありませんでした。
橋桁中央には、計画中の四国横断新幹線の線路2線増設される予定?!で、そのための空間があらかじめ確保されています。
岡山駅~高松駅間を1時間弱で結ぶ快速「マリンライナー」のほか、岡山駅から松山駅・宇和島駅方面へ向かう特急「しおかぜ」、高知駅・宿毛駅方面へ向かう特急「南風」などが運転されています。
毎時2本・30分間隔で運行されている快速「マリンライナー」の指定席車は、高松側先頭車両JR四国5000系ダブルデッカー(2階建て車両)で、1階が普通車指定席、2階がグリーン車指定席となっています。
主にJR四国5000系3両とJR西日本の223系5000番台による編成で運行される
瀬戸大橋線開通当初から2003年9月30日まで、前面展望できるグリーン車クロ212形を連結した213系(上写真)が快速マリンライナーの運用に充当されていた
初電など快速マリンライナーの一部は2両編成で運転
特急「うずしお」
特急「南風」
アンパンマントロッコも岡山に乗り入れる
瀬戸大橋を渡る寝台特急「サンライズ瀬戸」(高松・琴平ゆき進行方向左側)から見る朝の景色は最高らしいキラキラ
2018年には開業30周年記念ヘッドマークが掲出された
青春18きっぷ旅で岡山へ立ち寄る度に、讃岐うどんを食べるためだけで利用する事もある瀬戸大橋線・・・かなり重宝してますキラキラ
四国への利便性向上に貢献した瀬戸大橋線、いつかサンライズ瀬戸から日の出の瀬戸内海を見てみたいなと思います。

昨日から半テレワークとなり、初日は会社で仕事する日で、9時から15時までの短縮勤務・・・早く帰れるのは良いのですが、いつまで続くのやら・・・
都内でピンクなどカラフルなクラウンのタクシーを走らせている事で有名な「ロイヤルリムジン」が(写真は別会社)、休業手当を受け取るよりも失業保険を受給した方が従業員は不利にならないと全社員約600人を解雇、コロナウィルス終息後に再雇用をするというニュースを朝からやっていましたね。(私は英断を下したなと思いました)

しかし再雇用を前提としているため雇用保険を受給できない可能性が出てきたそうで・・・

国が東日本大震災後のような「災害による雇用保険の特別措置」を取っていれば、確実に受給できるみたいですね。

私みたいな若輩者が偉そうな事を言える立場ではありませんが、今こそ思い切った抜本的な救済措置や要請をするべきではないのかなぁ。

経済を守るのも大事ですが・・・モヤモヤさせないで下さいよ。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

鉄道コム