#3 KTR8000形 特急はしだて・まいづる

皆さんこんにちは

 

ただのヲタクです

 

今回はKTR8000のご紹介です

 

KTR8000形の概要

1996年にJR西日本のキハ58形、エーデル丹後の置き換えを目的として北近畿タンゴ鉄道が導入し、2015年からは京都タンゴ鉄道(WILLER EXPRESSによる運営)により運用されている気動車特急です

 

主に、特急はしだてまいづるたんごリレーと京都タンゴ鉄道線の快速、普通列車として運用されています

 

導入の経緯より、183系電車との併結が可能な8000番台と併結ができない8010番台が存在し、どちらも電車との併結が可能な密着連結器を装備しています

そのためこれ以外の北近畿タンゴ鉄道所有の列車とは併結ができない仕様となっています

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KTR8000形 京都駅で撮影)

 

エンジンはコマツ製のSA6D125系エンジンを各車両に2基ずつ搭載していて、最高速度は120km/h

 

裾絞りが大きくとられているので振り子車両のようにも思われるが、振り子装置は搭載していません

 

車内チャイムにJR北海道の特急列車のものと同じのものが搭載されているので、関西圏でもあのチャイムを楽しむことができるちょっと変わった車両です

 

2015年から車両のリニューアルが行われ、それまでのタンゴディスカバリーの塗装から、水戸岡氏デザインの丹後の海へと生まれ変わりました

 

 

乗車してみた感想

 

車内に入った瞬間から随所に木のぬくもりを感じることができ、流石水戸岡デザインだなと感じました(どことなくJR九州のような気がしたりしなかったり…)

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KTR8000形の座席)

 

また、自由席車両の先頭車付近にはフリースペースが設けられていて、そこでくつろぐもよし、座席でくつろぐのもよしと、人それぞれの楽しみ方ができるのが良い点だと思いました

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(フリースペースの様子)

 

ただ、気動車であるがゆえに窓側の座席の下にダクトが通っていてとても圧迫感があったのが少し残念なところです(どうしようもない問題なのですが…)

 

それに加え、連結部の幌に経年劣化によるものと思われる小さな穴がポツポツと開いていて、そういうところもちゃんと整備してほしいなと思いましたお金ないのかと思っちゃったりも

 

そういう細かな点を除けばとてもよくデザインされた良い車両だと思います

 

運行の本数は限られていますが、皆さんもぜひ一度乗車してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今回はここまでです

 

ありがとうございました