今では近代的なステンレス電車が幅を効かせる仙台地区ですが、２０年ほど前は国鉄型電車も第一線で活躍していました。中でも455系は運用範囲が広く、東北本線・常磐線をはじめ、磐越西線や仙山線など、様々な場所で見ることができました。また、バリエーションも非常に多く、趣味的にも面白い存在でした。

 

　画像の車両は主として仙山線で使用されていた車体更新車で、いかついライトが特徴。コーポレートカラーの緑ではなく、青基調の塗装なのが新鮮です。未更新車は通常の東北色でしたので、混色編成が日常的にみられました。

 

▲更新車で統一された快速「仙山」。仙台～山形の都市間優等列車です。元急行車両でデッキ付、アコモ改善もされていますので、サービスレベルの高い快速だったと思います。