『置かれた場所で咲きなさい』これは渡辺和子さんの本の表題、そして我々モデラーは『置かれた場所で作りなさい』『手持ちの材料で楽しみなさい』だな。

まさか追加購入する機会も無かろうと思っていたKATOの20世紀レガシーキットを手に入れました。数あるキットの中でも最良品の一つなので発売当初にCOTTON BELTを購入しています。3輌セットで適度なディテール、組立簡単、接着剤不要なのに小型(親仁は大容積車が好き)という理由だけで追加購入してきませんでした。
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ところが、たまたま先に購入したエアスライドホッパー貨車関連の資料を眺めていると、その中で1980年代にオリジナル塗装が不明なぐらい汚れきった1950年代製造のセメントホッパーの写真の山にぶち当たりました。そして、つぶさに見ればこれが大変面白い。

かなりやっつけ仕事をしたのは上の400487号車。H-70-8形式 1951年製で後年改番されてこの状態に。オリジナル塗装に黒地のパッチを当てて白で番号表記、小さな車体に後付けデータ表示がぎっちり詰まっています。
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比較的おとなしい状態の400308号車(特定番号車輌ではありません)。セメントまみれ車輌の為か、現場任せなのか追加のデータ表記類はある程度記載場所ルールを守りながらも相当バリエーションに富んでいる様子です。この辺りを模型化すると面白いこと請け合い。

レイアウトの引き込み線にセメント工場は予定していなかったのだけれど・・・