閑話小話 34 EF510-500 であれこれ想うこと

皆さま おはようございます

今週1週間はリフレッシュ休暇となってまして有給休暇となっています。この事態ですからラッキーでした。私が在住する県も非常事態宣言の対象になりましたが、来週からの勤務は在宅ではなく現場まで行ってのこととなりそうです。イベント自粛要請が継続していますので仕事はないんですがね・・・リスク分散を考えて欲しいものです。

さて今回は、EF510-500を出してみました。
☆がついたデビュ当時のものですが、なんか懐かしく見えてきます。

JR東日本の寝台列車牽引機

ブルーとシルバーの車体はブルトレを連想させます
概要

日本海縦貫線、常磐線などで長年使用されたEF81の後継機として開発されました。
EF81同様に3電源に対応する機体は最初EF500が試作されましたが、大出力機は諸々に問題を抱えることとなり量産は見送られます(EF200と同様の考え)。東海道・山陽本線用に開発されたEF210がコストを適正化した機体で、これを元に開発し直されたのがEF510-0であります。2003年から量産が始まり日本海縦貫線用のEF81を置き換え、今後は常磐線用に投入されるかもしれません。

今回ご紹介する500番台は、前述の貨物機0番台をベースに保安装置や無線、ブレーキ、推進運転スイッチなどを設置した「北斗星」「カシオペア」牽引のために15両が製作されました。青い北斗星用は24系客車同様に金帯をまとい、カシオペア用には同じく客車同様の車体色と5色の帯が巻かれています。運用上、必ずしも塗色が客車と整いませんでしたが、これがまた良かったと個人的には思っています(青い客車にシルバーの機関車にはグッときますよね!)。震災運休明けには震災復興推進キャンペーンステッカーが貼られたのが外観上での特徴でもあります。

JR東日本が寝台列車を廃止するに伴いEF510-500も運用を失いJR貨物へ売却されます。唯一運用していた常磐線貨物の受委託も解消されEH500に変わりました。500番台の特徴であった側面の☆は外され、機器類は0番台と共通化し現在は富山に所属し日本海縦貫線の新しい主として運用されています。

模型は両メーカーから

震災復興ステッカーがよく目立ちますね

「北斗星」「カシオペア」といった花形列車の牽引機ですから両メーカーから製品化されています。
見た目の再現度はKATOの方が上手かと思いますが、ズシリと重いTOMIX機には安心感が感じられます(個人的に)。当区においては客車がTOMIXということもあり機関車もTOMIXとなっております。シルバーはカシオペア3両基本セット品、ブルーはさよなら北斗星バラし品を入手しました。以前ブルーは通常品に震災復興ステッカーを貼って運用していましたが、ステッカーを真円に切り出すことが難しく見た目あまりよろしくなかったのですが、メーカー印刷済みのさよなら機が出たので乗り換えてしまいました。

カプラー交換やヘッドライト基板のLED打ち換えたうえで運用しています。
屋根上には碍子と高圧線が搭載され交直流型らしさを感じますが、国鉄型のような物々しさはありません。近代のJR型らしいすっきりとした屋根上です。いつも言ってますが碍子くらい緑に塗ってやってもいいですよね・・・(汗)

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交直流機の特徴である屋根上も実にシンプル

寝台列車牽引機として華々しい活躍をした機体です。
この☆を見ると乗車するわけでもないのに心が躍ったものですね。現在は☆が外されこの外観を見ることができないのが残念で仕方ありません。工臨用に1-2機残してくれていればと思いましたが、EF81が廃車にされるので複雑です。このあたりからJR東日本のお金の使い方に「???」と感じるようになったかもしれません(余計なお世話ですね)。

各所に所属するEF64、EF81、ED75-700といった国鉄型が工臨や配給で活躍していますが、いつかは更新されると思います。一から設計製造するにはコストが掛かり過ぎますので、実績のある機体を小改造して使うと思われるのですが、そうなるとJR貨物のEF210やEF510ですね。今度は1000番台を名乗るのでしょうか?!

EF210は配給用として新津や長野を往復しつつ工臨をこなし、EF510はJR東日本に復活し郡山配給と工臨、常磐線貨物はないかな?現在の運用と変わりませんが・・・妄想が止まりません(笑)

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。
    EF510、東日本のEF81を置き換え…。となると、
    やはり増備が期待されますね。
    EF81の後継機として北陸に配置されましたが、
    昔から居るような雰囲気の機関車に感じました。
    模型を揃えるうちに、その魅力にどハマりに
    なりましたよ…。(笑)
    東日本にも配置されればいいですね。
    レインボー釜やひさし付きの釜が引退してしまうという、ちょっとフクザツな面もありますが…。
    私も両メーカーで所有しておりますが、
    運転会ではなくてはならない機関車となっております。(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      工臨はこれからもありますが、機関車&貨車がいいのか東海のアレみたいのがいいのか・・・
      見た目の楽しさは機関車かと思うのですが・・・EF210とEF510かと思いますけどね。

  2. ビスタ2世 より:

    ブルトレの牽引機で新たな機関車としてEF510-500が登場したときは、これからも長くブルトレは走り続けるのだと!!2、30年は北海道向けの寝台は安泰かと思ったのですが、急転直下まさかの貨物への売却に落胆!残念でなりませんでしたねぇ~。

    • ビスタ2世さま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      誰しもそう思ったと思いますよ。
      24系の老朽化更新があっても「北斗星」は走り続けると!
      富山に異動しても☆は残して欲しかったです・・・

  3. […] 完全な妄想記事となりましたが(笑)、模型ならではの楽しみ方ということでお許しください。客車列車自体が敬遠され、鉄道会社間を連絡する運用もほとんどなくされていますから、実現はほぼしませんが考えていると楽しいので色々な組み合わせを楽しんでいます。EF66に「カシオペア」を牽かせたりとか・・・なかなか面白いのですよ。EF510-500と「あさかぜ」の過去記事はこちら 閑話小話 34 EF510-500 であれこれ想うこと 閑話小話 232 朝に吹く爽やかな風「あさかぜ」今回はこの辺で・・・次回もお楽しみに~ […]

  4. […] 完全な妄想記事となりましたが(笑)、模型ならではの楽しみ方ということでお許しください。客車列車自体が敬遠され、鉄道会社間を連絡する運用もほとんどなくされていますから、実現はほぼしませんが考えていると楽しいので色々な組み合わせを楽しんでいます。EF66に「カシオペア」を牽かせたりとか・・・なかなか面白いのですよ。EF510-500と「あさかぜ」の過去記事はこちら 閑話小話 34 EF510-500 であれこれ想うこと 閑話小話 232 朝に吹く爽やかな風「あさかぜ」今回はこの辺で・・・次回もお楽しみに~ […]