写真のない旅行記

カメラを持たずに旅した記録です。雑記も載せています。

21 関東3局で旅行貯金(2000年1月12日)

 さて、成田空港について、荷物は重たいので宅急便に出して、成田空港駅に行くと、何と1時間も列車がありません。千歳空港でも15分おきなので甘く見ていたのですが、大誤算です。昼ご飯でも食べれば良かったのですが、周囲にレストランもないようで、じっと待っていました。

 

 13:00発快速で、千葉に行きます。ロングシートで雨は降るし、変な兄ちゃん姉ちゃんがいるし、うらぶれた気持ちです。不思議だったのは人々の会話が韓国語に聞こえるんですね。おかしいな、と思いつつも、耳が韓国語になじんでしまったのでしょうか?

 

 千葉13:40着。ここでモノレールに乗り換えます。ここのモノレールは懸垂式です。車両は小型でした。千葉みなと駅へ。小雨の中、千葉中央郵便局へ行きます。ここは臨海地帯の所にあって空いていました。係員は若い男性でしたが、ハンコは「千葉」の「葉」の字がうまく写っていなくて、がっかり。まあいいや、と押し直しは頼まず、駅に戻りました。

 

 京葉線も本数が多いだろうと思っていましたが、思ったほどでもなく、しかも普通しかなく、東京駅までだらだら走っていきました。京葉線沿線は未来都市のようです。21世紀近しをと感じてしまいます。でもこんな所に住みたくないな、という感じもします。

 

 東京駅の地下の深いホームから上に上がって長い通路を通り、さらに上に出て東京中央郵便局へ。駅のすぐそばです。意外にも局の番号が00001ではありませんでした。天下の東京中央局はしっかりしているだろうと思いましたが、ここの係員もうまく押してくれず「東」の字がつぶれてしまっていました。2回続けていまいちな押し方です。この場合は押し直して貰うとよけいおかしくなりそうなのであきらめました。

 

 この頃4時前後だったでしょうか?東京駅で電車に乗ろうとすると、人身事故で止まっているとのこと。何と運の悪い、と思ったら運転再開。京浜東北線に乗ったら、あわてていたので反対方向に乗ってしまうという大失態。こんなことは初めてです。しかも快速運転中で田町まで止まりません。田町であわてて反対方向行きに乗り換えると、今度は快速運転は終わっていて、各停になっています。何だかすごく惨めな気持ちになってきました。

 

 赤羽埼京線に乗り換え、武蔵浦和に行きます。前橋の例もあり、関東では中央局が18時までやっているのではないか、と思い、賭けてみました。武蔵浦和の駅に案内板が見あたらず、雨の中かなりうろうろしましたが、浦和中央郵便局発見。やはりやっていました。若い男の局員はハンコをきちんと押してくれました。千葉・東京と押し方が悪かったので落ち込んでいましたが、最後の浦和のおかげで元気を取り戻しました。これで夏の「浦和の恨み」を晴らしたわけです。

 

 局内では大宮との合併後の新市名募集の案内があり、やはりそのうち合併して市名が変わりそうな様子です。そうしたら、48局目にその新しい市の中央局で貯金してみようかな、という気になりました。そのあと、埼京線東北線(こちらの方が早い)と乗り継ぎ、上野へ。

 

 このあと上野・神田近辺をうろうろしようという計画だったのですが、雨で寒いので計画縮小。このところおなじみになっている洋食の「松栄亭」で、ハヤシライスとメンチカツを食べました。別の所探そうかと思ったのですが、面倒くさかったので。この前は昼の最後の客だったせいか味がいまいちの気がしたのですが、今回のハヤシライスは絶品。メンチカツも柔らかくて食べやすく、大正解でした。ただ、夜で疲れていたのか、いつも上品な客あしらいで感心していたここのおかみさんが思ったほどではないなあ、という気がしました。

 

 羽田空港モノレール(跨座式)で行って、全日空21:00発の便で千歳に戻り、最終電車(731系)で千歳駅到着、と相成ったわけです。

 

 長らくおつきあい有り難うございました。