いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】185系200番代とアイボリー

雪景色が似合うJR化前後の車両を、Bトレで集めたり作ったりしています。今回は北関東ではお馴染みだったこの車両です。

185系リレー号
●発売:パート10(2005)
●最近の入手難易度★★★★☆

Bトレ185系は、多種多彩なカラーバリエーションがリリースされました。
踊り子ストライプ、新踊り子色、エクスプレス色に加え、こだま色や湘南色というイベント性の強いものまで存在します。そんな中で2019年現在、特にレア化してしまったのはプレミアムバンダイ限定だった湘南色と、今回ご紹介のリレー号です。

派手なストライプで活躍した踊り子号と違い、シンプルな緑帯の塗装や、耐雪仕様としてマーク下にカバーの付いた前面。地味ですがカッコよいです。
165系急行の代わりや「白根」「谷川」「そよかぜ」、そして「新幹線リレー号」で上野〜大宮をピストン輸送した後は、ずっと「新特急の電車」であり続けました。
新特急は7連を組み、黒磯へ行く「なすの」、前橋行きの「あかぎ」、吾妻線に入る「草津」、上越線に入る「谷川」として走りました。高崎線系のものは7+7で併結していたように記憶しています。

東北上越新幹線が開業した後の上野口には、まだ大量の「あさま」と「白山」「つばさ」「あいづ」そしてブルートレインも残っていて、カメラを構えても、新特急は貴重なフィルムを消費する対象にはならない地味な存在でした。
しかし、185系がついに踊り子号の役目を終えようとしている今、改めて上野駅の写真を見ていると、新特急はあのころの上野の空気を作り出す重要な役者に思えてきました。

と、いうわけで、なんとかBトレ7連を揃えたいわけですが、なかなか中古市場で出会えません。体感としては、リレー・カボチャ→→→こだま色→ストライプ→エクスプレス・新踊り子という順で希少化しているように思います。数年前よりも新踊り子色あたりは市場で見かける気がします。

リレー号はなんとか6両まで揃えたのですが、最後の1両は諦め、自分で塗ることにしました。

タネ車はエクスプレス色のクハです。
※記事はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/05/133838

自分で塗装するにあたり、シンプルな塗り分けなのでマスキングはやれそうです。問題はアイボリーの色が合うか?です。編成全部を自分で塗る場合はよいのですが、製品版と共存させる場合は色味の違いが結構目立ちます。調色ができず、缶スプレーに頼る当鉄道では、白やクリーム系はこれまでも散々苦労してきました。

まず使ったのはFARBEの「クリーム10号」です。これは前回の715系にも使ったスプレーですが、どうも色が白すぎます。

そこでポチったのが、グリーンマックスの「小田急アイボリー(アイボリーA)」と「西武アイボリー(アイボリーB)」です。

色の違いは下の写真の感じです↓

「クリーム10号」は紙に塗った見え方と715系に塗った見え方が違うのですが、後者はグレーのサフの上から吹いたからかも知れません。

さて、185-200系ですが、Bトレ製品はかなり黄色っぽいです。しかし「アイボリーB」は濃すぎる感じで、適宜「A」「B」を重ね塗りして調整しました。










今回は、アイボリーを吹いてから、緑14号を吹きました。
例によって厚塗りしすぎてはみ出してしまいましたので、ダイソーのアクリル絵の具を楊枝の先につけて修正しました。




割と製品に近い色にできました。



Bトレ185系ヘッドマークは、お面の透明板の向こうに、スカートパーツに貼ったマークが見える構造で、リアルです。マークは新特急になる前の「谷川」にしました。また、連結器カバーはいつものように黄色いマスキングテープを巻き付けました。ワイパーや特急エンブレムは、金銀のペンのインクをタプタプに出してから楊枝の先に付けて塗りました。

できました!

181、183、185、189
485、489、583系
新幹線開業前後に上野駅を発着する電車特急が揃いました。



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