岡山発 東京行き 普通列車の旅 7 / 青春18令和2年春紀行 2日目
大阪駅までたどり着きました。
大阪環状線のホームへ移動します。
11時43分発、奈良行きの快速列車、
転換クロスシートの車内
大阪環状線を内回りで走り、福島・西九条・弁天町と進んで天王寺へ。
大阪の街中を抜けて進んでいきます。
大和川に沿って山中を走り
大和盆地に出てきました。
そして奈良につく手前、郡山着12時29分
ここでいったん降ります。
奈良のほうへ去っていく列車を見送ってから、ゆっくり改札口へ。
しかし、改札口で問題発生!
この写真は改札を出て外から撮ったものであるが、
見ての通り窓口は閉まっており無人。
大和郡山市の代表駅であり、列車の本数も多く利用客も多いだろうに無人とは何事か・・・と思ったが、まあお昼の時間帯に窓口を占めるのはよくあること、そんなに気にせず、一番窓口寄りの通路を通り抜けようとした。
当然その通路はフリーパスだと思ったから・・
・・と思うと、通り抜けようとした次の瞬間、扉がバタンと締まり、警告音がなり「切符をお入れください」と自動音声が響いた。
切符を入れろ、っちゅーたって、ぼくが持ってるのは青春18きっぷ、
自動改札機に入れれるわけないだろ!
もう一度通ろうとしたが、当然結果は同じ
これじゃー外に出れないじゃないか、ど―すればいいんだよー
ものすごく焦った。
・・・もう仕方がないので、扉の隙間から強行突破したが・・・
警告音がけたたましく鳴り響く
ぼくは不正乗車をしているわけではない、有効な乗車券を所持してる正当な乗客なのに・・・
これだけ警告音がなったんだから事務室から駅員が出てくるか、出てきたら思いっきり苦情をまくしたててやろう・・と思ったが、ほんとに無人らしく誰も出てこない。
全く後味悪い!
そんなこんなで嫌な思いをした郡山駅を後にして
携帯電話の地図を見ながら歩いていきます。
佐保川を渡ります。
この「サホ」という地名、この後訪ねる場所のキーワードとなります。
そして目指す集落の入り口までやってきました。
進入禁止の道路標識の向こうに水路が見えます。
この水路、環濠集落の堀の跡であります。
稲作の伝来とともに村を守るため、周囲に堀をめぐらした集落がつくられるようになりました。これを環濠集落と言います。
この稗田環濠集落は、稲作伝来期に発達した環濠集落の姿を今もそのまま伝える貴重な存在です。
集落の中、細い道を進んでいきますと、
こんもりした森、
ここが目指してきた賣太神社(めたじんじゃ)のようです。
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