歴史は、天理軽便鉄道が開通したと同時の1915年(大正4年)に開業した駅で、1日の利用客数は約4,000人と、二階堂駅より少し多いが増えていく期待は余り無いようです。
前栽駅のホームです、島式の1面2線のレイアウトで、ホーム長は6両分で単線時代は棒状の1面1線で交換は出来ませんでした。
前栽駅から終点の天理駅に向かいます。
終点の天理駅に到着です。
ちなみに奈良線は「A」、大阪線は「D」です。
ただ面白いのは、京都線と橿原線を中心に番号を振ってあって、奈良線の大和西大寺駅はB26で、大阪線の大和西大寺駅はA26と同じ番号ですが、奈良線の一つ大阪寄りの菖蒲池駅はA21で、奈良寄りの新大宮駅はA27になります。
脱線したのでまた天理駅に話を戻します。
何か懐かしい感じがしますね。
駅舎は、JR天理駅との共同駅で南にJRの改札口があり、JR天理駅は改札口が1階にホームが2階にある高架駅です。
そのJR天理駅の1日の利用客数は、約3,000人と駅の規模にしては非常に少ない。
一方、近鉄天理駅の1日の利用客数は、約10,000人とJR天理駅とは比べ物になりません、これは天理軽便鉄道が出来た理由にあり、大阪から行く場合JRは遠回りしているからでしょうね。
近鉄ラグビー部のLINERSのラッピングされた9020系が入線して来ました。
さあこれで近鉄天理線の旅も終わりです。
天理教がこの地にある限り近鉄天理線は安泰だろうけど、もっと乗客数が増えるのは厳しそう、頑張れ支線である。
[番外編]