グリーンマックス(以下GM)製の「近鉄16200系 青の交響曲(シンフォニー)」を、ジョーシンWebのセールで買いました。セールとは言え結構なお値段で、思い切った買い物です。出来栄えはとても良く、メタリックな濃紺の車体色に金色のラインやエンブレムなどの表記がとても綺麗です。また、「ウリ」であるテーブルライトも綺麗に光ります。走行性能も良く、GMの新動力ならではの定電圧から静か、かつスムーズに走行します。(乾電池式のパワーパックでも充分に走行させることができます。)

 私の写真の腕が悪く、塗装の美しさが今一つ伝わらないと思いますが、3両という短編成で楽しめる豪華列車です。

 

 せっかくなので室内灯を入れたくなりました。先日はKATO製の221に手作り室内灯を入れましたが、今回はTomix製の室内灯を真似て作りました。以前にも作ったことがあるのですが、今回は手元に砲弾型の電球色LEDが3つ余っていたので、これを使って作りました。

 まずはLEDをブリッジダイオードにはんだ付けします。

 

 車内に付ける導光材は、厚さ2mm程度の透明アクリル板を使います。(今回もかなり以前にアクリルケースを作った時の残りです。) Tomix製の室内灯はコイルばねで集電するようになっていて、このばねを固定するためには、導光材にしっかりとした部分が必要です。以前と同じく昔のTomix製の集電台車用の金具を使いました。

 この金具はアクリル板に瞬間接着剤で固定しています。

 この金具に、先ほどのLED+ブリッジダイオードと、固定抵抗器、コイルばねをはんだ付けします。アクリル板の上部にはアルミテープを貼ります。金具とショートする場合は先にセロテープを貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 この「青のシンフォニー」のシートパーツには、なぜか室内灯を固定する突起が無いので、完成した照明ユニットは両面テープで天井に固定します。この時、コイルばねの位置をシートパーツの穴に合わせるように注意が必要です。

 2両目(動力車)はシートパーツの穴に合わせると、外からコイルばねが見えてしまうので、車体端の切り込みから集電するように位置をずらしました。

 先頭車はテーブルライがかなり明るいので、室内灯はトこんな感じになります。

 編成全体はこんな感じです。

 製品のままでも充分にゴージャスな列車ですが、室内灯を入れるとより豪華な感じになりました。Tomix製の室内照明ユニットはKATO製よりも高価なので、この自作室内灯はリーゾナブルでいい感じです。

 最後までご覧いただきありがとうございました。