こんばんは。
今日はED75機番シリーズです。700番台前期型の１両 708号機です。
撮影コマ数が多かったわけではないのですが、牽引する車両のバリエーションが多かった．．Upする写真枚数もちょっと多めになります。
ED75 708[秋] 1971年落成 →[福] 1984～
700番台の初任は全て秋田、日本海縦貫線の塩害対策を考慮したED75の中の最新型でした。が、この機関車は運用減で福島へ転属、東北本線が主な活躍の場となります。86年に半年ほど秋田へ里帰り転属があったようですが、また福島へ戻っています。
最初に出会ったのは国鉄時代が終わる直前でした。高速貨物を単機で牽引していました。
1987/03 東北本線（以下同様 記載略） 白坂－新白河 4089レ
国鉄民営化では旅客会社へ継承 でしたが旅客カマ同士の重連で高速貨物を牽引しています。
まだ機番表記に白塗装が入る前、見にくいですね。
JR発足から１か月、前の写真から２か月程、変わったことといえば・・・、しっかりJRマークが入りました。
1987/05 貝田－越河 451レ
花形の特急運用、あけぼのを牽引して来ました。この頃には機番表記に白ペイントが入っています。
代わりに飾り帯の塗装が剥げて来てます。
1989/08 新白河－白坂 1004レ 寝台特急あけぼの
霧で真っ白けの中、14系急行を牽引してやって来ました。左側帯の塗装が完全に剥げちゃってます。
1989/09 好摩－岩手川口 101レ 急行八甲田
この日は臨客を牽引、7両編成の”サロンエクスプレス東京”です。”ジョイフルトレイン”の草分けでした。
1990/06 泉崎－久田野 9104レ
逆光ではありますが、ここは長い24系寝台特急をインカーブで画角に入れられる貴重なポイントだったと思います。以前20系急行”竿灯”の写真を載せてますが曇り空、後続のこの列車は陽が差しました。逆光が目立ちますがこっちの方が雰囲気 かなー。 （同じ場所での急行竿灯写真は最近リンクを何度か貼っていた”20系おがOGAテールサイン”の記事最後にあります。）
1990/08 久田野－白河 1004レ 寝台特急あけぼの
同じ日の返し運用、重連で貨物の先頭に立ちます。３枚前の八甲田ほどではないですが、また下り方帯塗装が剥げ落ち状態．．
1990/08 白河－久田野 151レ
ここではよく撮影しましたが、通常より広角側に振って編成を入れにかかり．．乗っかりました。
ED75に茶色いワム8が30両以上 国鉄～の香りが色濃く残る列車でした。
1991/02 白河－久田野 5161レ
同じ場所で今度は短い編成の臨客を牽引、品座”江戸”ですね。現役当時仲間内では”エドムラサキ”などと呼んでいました(笑)。帯の銀塗装が綺麗になりました。
1991/06 白河－久田野 9111レ
曇天ですが那須連山バック、空コキ＋ク（車運車）＋タキ＋ワム 面白い編成を牽引して来ました。
1992/03 白河－久田野 5177レ
朝の急行八甲田です。天気が悪く露出無し、1/125シャッターで止めにかかっています。結果ヘッドライトが強調されました。この頃の八甲田は定期列車ながらどんどん減車されて６連での運転、伝統の急行列車にはちょっと寂しい感じです。
1993/06 滝沢－渋民 101レ 急行八甲田
93年には[青]に転属になります。北東北で客レを牽引する姿も見られるようになりました。
1993/09 苫米地－北高岩 527レ
臨時列車となった急行八甲田、ですが14系増結9連で迫力出ました。
1994/10 苫米地－北高岩 8105レ 臨時急行 八甲田
50系客レ牽引の姿も捉えていました。
1994/11 石鳥谷－日詰 1527レ
上の50系が最後かと思いきや・・・、もう１枚ありました。
見にくいですが原画を拡大すると708号機と読めます。カマ次位のコンテナが抜けたため撮れた１枚でした。ラストショットは雪まみれで貨物を牽引する姿でした。
1995/01 小繋－奥中山 3094レ
708号機は95年夏に廃車になっています。
客車に、貨物に．．多くの印象に残るシーンを撮影できた機関車でした。
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以上ED75 708 機番シリーズ064 最後までご覧いただきありがとうございました。
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