本八幡駅【東京都】(中央・総武緩行線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
千葉県市川市中部の市街地に位置する総武本線(中央・総武緩行線)の駅で、都営新宿線との乗換駅でもある
本八幡駅 (もとやわたえき。Moto-Yawata Station) です。
 
 
駅名
本八幡駅 (JB 28)
 
所在地
千葉県市川市
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:中央・総武緩行線(中央・総武線各駅停車)
 
隣の駅
御茶ノ水方……市川駅
千葉方…………下総中山駅 

 

乗換可能駅

都営地下鉄:新宿線【都営新宿線】……本八幡駅まで徒歩8分

(※) 京成電鉄:本線……京成八幡駅まで徒歩12分

(※) JR線の本八幡駅と京成線の京成八幡駅は乗換駅として扱われていません。

 
訪問・撮影時
2018年5月
 
 

本八幡駅の北口です。本八幡駅は高架駅で、1972年の複々線化(錦糸町~津田沼)と同時に高架化されたと思われます。
駅舎は高架下2階にあり、駅外とは階段とエレベーターで結ばれています。
高架下1階全体と2階の一部にはJR東日本系の商業施設「Shapo(シャポー)本八幡」が入居しています。
駅前にはバス停留所、タクシー乗り場を有するロータリーのない駅前広場が整備されています。
 
 

北口駅前の様子です。北を望む。駅前広場中心部はタクシー待機場になっています。
駅前広場を取り囲むようにビルが立ち並んでいて、北へ延びる道路(本八幡駅前通り)沿いにビル街が形成されています。
商店や飲食店も多く、賑やかな感じがします。駅から離れると住宅街が広がっています。
 
また、本八幡駅前通りを直進すると350mほどで京成本線の京成八幡駅に到達できます。
そして約150m西側には都営地下鉄の駅で唯一、都外にある都営新宿線の本八幡駅があります。都営の駅とは「シャポー本八幡」を介して繋がっています。
 
余談ですが、駅に最も近い場所にあるコンビニは三大チェーン店ではなく「デイリーヤマザキ」です(駅構内を除く)。これは、市川市が「デイリーヤマザキ」の親会社である山崎製パンの創業の地である事に起因していると思われます。他社の近隣に出店する傾向もあるセブンイレブンまでがデイリーヤマザキに忖度しているのか、本八幡駅前の一等地を避けて出店しています。
 
 

こちらは南口です。こちらは正面ではなく両側に2階駅舎への階段があります。エレベーターも併設されています。
南口側にも駅前広場があり、周回不可能なロータリーを有しています。駅前広場にバスは乗り入れていません。
駅の向こう側には都営駅前に立地するタワーマンションが見えます。
 
 

南口駅前の様子です。
こちらも駅前は市街地化されていて、北口側より新しい街並みといった印象です。
少し先には「MEGAドン・キホーテ」があります。駅から離れると住宅街になります。
そして南口側も駅前の一等地にあるコンビニは「デイリーヤマザキ」です。
 
 

改札口の様子です。
西側に面していて、右が南口、左背後が北口です。都営駅は背後にある「シャポー本八幡」経由となります。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端に有人通路があります。
背後右側には自動券売機があり、その隣には『みどりの窓口』と指定席券売機があります。
トイレ、多機能トイレは改札内左奥にあります。トイレの横にはICカード専用の「Shapo改札口(5:30~24:00)」があり、その東側も「シャポー本八幡」のエリアです。
また、改札口の左背後(北口階段前)にはJR東日本系のミニコンビニ「ニューデイズ」があります。
そして高架のホームとの間には階段、エスカレーター(上下方向)、エレベーターが設置されています。
 
 

駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR東日本の標準タイプのデザインで、総武快速線の青のラインカラーが表示されています。
そして駅ナンバリングも併記されています (JO 23)。
 
 

こちらは中央・総武緩行線(中央・総武線各駅停車)ホームの駅名標です。
ラインカラーはイエロー(黄)で、駅ナンバリングも併記されています (JB 28)。
 
 
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本八幡駅は島式ホーム1面2線の高架駅で、3階にあります。
右(北)には総武快速線が並行していますが、当駅にホームはありません。
左が1番線で西行の御茶ノ水・三鷹方面、右が2番線で東行の津田沼・千葉方面です。
ホームは10両対応で、上屋は全10両分あります。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機があり、「KIOSK」もあります。
写真は御茶ノ水方を望む。
 
 

御茶ノ水方を望む。左2線(南)が緩行線、右側(北)が快速線の線路別複々線です。
この先、住宅街の中を高架で北西へ走り、国道298号線、東京外環自動車道(地下を走行)を跨ぐと市街地に入って快速停車駅である市川駅へと至ります。
 
 

千葉方を望む。右2線(南)が緩行線、左側(北)が快速線です。
この先、高架で住宅街の中を南東へ走り、右手に商業施設「ニッケコルトンプラザ」を見てから真間川を渡ります。その後も住宅街の中を走り、船橋市に入るとすぐに下総中山駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が本八幡駅で下車(乗車)したのは1999年、2009年、2018年の計3度です。いずれも都営新宿線との乗換のために利用しています。そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので観察もしました。駅自体は各駅停車のみしか停まらないので小規模ですが、都営新宿線との乗換客が多いのか、乗降客数は多かったです。また駅前も市街地で、人が多かったです。ちなみに本八幡駅の乗車人員は隣の市川駅より若干少ない程度です(どちらも6万人台)。
 
新宿駅からですと中央線快速電車に乗り御茶ノ水駅で下車、総武緩行線の千葉方面各駅停車に乗り継いで当駅下車です。錦糸町駅から市川駅まで総武線快速に乗ってもOKですが、この間の通過駅はわずか3駅で各駅停車と所要時間が大差なく、さらに乗換時に別のホームへ移らなければならないのでそのまま各駅停車に乗り続けた方が楽です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅で下車、横須賀線~総武快速線の津田沼以遠行きに乗り市川駅で下車し、別ホームから発車する総武線各駅停車に乗り換えて当駅下車です。こちらは市川駅まで快速に乗り続けた方が早いです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内改札外にコンビニ「NewDays」があり、ホームには「KIOSK」があります。また、飲食店やカフェも駅構内商業施設「シャポー本八幡」内や駅前にチェーン店を含めて多数あり、食事には困りません。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。中央・総武緩行線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は本八幡駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)