手持ちのワラ1等の黒貨車と混結するので、カプラーは交換します。
河合商会のワム80000はカプラーポケット内のスプリングでアーノルドカプラーを保持する仕組みです。
このスプリングを残してそのまま車間短縮ナックルカプラーが取り付けられます。
このあたりは現行のトミックス製二軸貨車よりも手軽に交換ができて便利です。
トミックスのワム80000のみではなく河合商会の製品を探していたのは、実はこれも理由の一つだったりします。
下回りの少々のディティールが簡略化されていても、できるだけ楽に交換できる方がメリットが大きいです(^^)
2両ともカプラーを交換完了。
反射板は車体に穴を開けて取り付けられている上に、接着されているようなので取り外すと後処理が逆に面倒になりそうです。
今回は取り外さずにそのままにすることにしました。
編成の中に入ってしまえば反射板も目立たないでしょうし、最後尾に連結した時だけ、編成の後ろ姿を引き締める役割が期待できそうです。
このままでも良いのですが、手元にあったKATOの中空軸車輪(11-606)と交換しました。
▼写真左側が交換後、右側が交換前です。
黒色で足元を落ち着かせるつもりで交換したのですが、車輪側面が見えにくいので、あまり目立たないようです(^^;;)
ただ車輪の転がりが良くなるという、別のメリットがあったので、写真を撮った後、もう1両も交換しました。
最後に車間短縮ナックルに交換済のKATOの二軸貨車と連結してテスト。
C243のカーブレールに載せました。
KATO製ワラ1との連結間隔も問題なさそうです。
ナックルカプラーが引っ込み気味のレ12000との間隔はかなり狭くなります。
線路上に並べた時は気が付かなかったのですが、改めて写真で見ると向きによっては屋根の一部が接触しているようにも見えます。
あくまでもC243のカーブレールに載せた場合ですので、カーブ半径の大きいレールを使っているレンタルレイアウトでは問題ないかもしれません。
それでも一応改善を試みようと思いレ12000のカプラーを交換してみました。
選んだのはグリーンマックスのナックルカプラー(中)
取り付け方は車間短縮ナックルと同じく、ネットで見つけたカプラーポケットにスポンジを入れて保持する方法です。
▼左が交換前、右が交換後
▼前後にワムを連結してみました。
左のワムと比べて、グリーンマックスのカプラーに交換した右側の連結間隔は開きました。
間隔がこれだけ開くことが判明したので、C243のカーブレールに載せませんでした。
ただ、グリーンマックスのナックルカプラーは高さが低いので、
連結はできているのですが、走行中に解放してしまわないか少し心配です。
レ12000を車間短縮ナックルに戻した上で、ワム80000との連結を禁止にして、間に必ず別の貨車を入れるようにして割り切ってしまった方が確実かもしれません。
とりあえず、前後に異なるカプラーを付けて暫く運用して検証することにします。