秋田新幹線 こまち E6系に乗りました。 | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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  E6系とは

E6系は2013年3月より『スーパーこまち』という愛称で運転を開始した新在直通用の新幹線です。

2014年3月に『こまち』全列車が置き換えられ、スーパーが取れて統一されています。 

最高速度320km/h、7両編成で東北新幹線区間ではE5系と併結運転を行うことから11~17号車と表記されています。

デザインはフェラーリもデザインした奥山清行氏が手がけ、斬新で洗練された色使いとデザインなのですが、秋田へ走る新幹線ということでなまはげが連想されてしまうのは仕方のないことでしょう。 

 

(順次、細かい情報更新を行い、手直しをして再アップ)

 

 

営業運転開始前の試乗会の様子を拙い文章で書いていたので合わせて御覧ください。

 

  外観

車体カラーは上部が茜色、下部がホワイトとなっています。 

今までは中央にラインが入り、その下を紺色にするパターンが多かったのですが、この塗り分けは新世代の新幹線を感じさせるものでした。

鼻の部分が13mとなり客室スペースが犠牲になるためE3系0番台よりも1両多い7両編成となっています。 

 

ロゴは落ち着いた小野小町を表すものになっています。 

 

行先表示はフルカラーLEDが採用されています。 

 

登場当初に存在した『スーパーこまち』です。

 

 

東北新幹線ではE5系と最速コンビとして活躍しています。

 

一方、在来線区間では先進的な新幹線と至って普通な701系がアンマッチに同じ線路を走行しています。

 

新幹線区間ではホームとの隙間を埋めるためのステップも在来線区間では収納されています。

なお、ホームとの間に結構高い段差が発生する駅もありますので乗降時はご注意ください。

 

  普通車

座席は2+2配置、シートピッチは980mmとなっています。

E5系が1040mmに対して、定員確保の面から従来通りの広さになっています。

その代わり、ほんの少しだけ幅広な座席になっています。 

なお、座面がスライドする機能はありません。 

明るい印象の車内は座席色が稲穂を表す黄色、ブラインドにも通路にも稲穂が風になびくような柄がデザインされ、内装は郷土色あふれるものとなっています。 

大きめの背面テーブル、ドリンクホルダー、へッドレスト、窓側・車端部にコンセントを設置するといった近年のトレンドは全て取り入れています。 

手すりはかなり大きめのものが採用されています。 

 

車端部に荷物置きが増設されています。

 

量産先行車だったZ1編成のみ天井に読書灯がありますが、車内は十分明るいので使うことはないと思います。

 

  グリーン車

座席は2+2配置、シートピッチは1,160mmとなっています。

新幹線では珍しく、本革と布のコンビシートです。

電動フットレスト、ドリンクホルダー、内蔵式カクテルテーブル、前後にスライドできる背面テーブルとフル規格の新幹線グリーン車と変わらない装備になりつつもサイズが小さいことから素材で高級感を狙ったといったところでしょうか。

読書灯に関しては量産車が天井設置タイプですが、量産先行車は座席に内蔵されており2種類が存在します。

肘掛けは木で出来ていますが、硬いので合皮の方が良かったと思います。

全体的な印象としては革のコンビシートはよく出来ているのですが、肘掛けが細いかつ短いため隣に座っている人と肘が当たってしまいそうになり、通路も広くないので通路側に座ると通った人と肘が当たることもあるのでイマイチです。

ドリンクやスリッパのサービスが無くなったグリーン車では特に選ぶ理由は無いです。

 

 

  まとめ

 

「座席の幅が広いのでE6系を選ぶ」

という人もいるようで、E3系時代からその流れがあり、数値上の違いは多少あるものの、体感的には分からないのですが隠れた人気があるらしいです。

 

揺れや遮音性は抑えられた新幹線ではありますが、E5系の方がその点では優れているように感じます。

 

E6系は24編成で量産を終了していますが、2024年に運転を開始するE8系はこの車両をベースとしていることから性能は抑えられているものの実質的には後継車両となります。

 

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