先々回に、KATOの20系客車の最新仕様の製品について投稿しましたが、10年以上前に1両だけ購入していた従来仕様のナロネ20を最新仕様に更新してみました。

 

ナロネ20-1(品番5097-1)は、全てが個室寝台になっている「あさかぜ」専用のA寝台車です。

 

 

手持ちの従来仕様の20系客車はこの1両だけ。現行仕様のように、床下に粉砕式汚物処理装置を追加して、現行車両とも違和感なく連結できるようにしたいと思います。

 

台車構成はKATOカプラーNJP B(黒)と最新製品と同じ仕様ですので、粉砕式汚物処理装置の分売パーツが取付可能です。A寝台車ですので両車端に便所/洗面所があり、粉砕式汚物処理装置はデッキ側にA、非デッキ側にBが各1個必要です。ところで、分売パーツは「20系寝台客車 車端部床下機器A」(Z05-2401)が10個入り、同じく「 同左 車端部床下機器B」(Z05-2402)も10個入りですので、1個ずつしか必要ない今回はこれでは無駄が多過ぎます。一方、車輪が現行の黒色メッキではなく銀色メッキなので、現行製品と連結した際に目立つ恐れもあることから、この際は黒色メッキ車輪で床下機器付となった現行台車を準備し、台車毎交換することにしました。ナロネ21用(5086-3D)がA/B付、ナハネ20用は片側B付(5087-FD)ですので、ナロネ21用を購入しました。

 

台車交換により、粉砕式汚物処理装置を装着したナロネ20。デッキ側(右端)にAを装着。

 

従来製品のナロネ20(左)と、最新製品のナロネ21(右)の屋根色を比べてみましたが、殆ど差がないので混結しても違和感は生じないことが判りました。これで短編成ながら「あさかぜ」編成の運用も可能になりました。

 

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