観光列車「やぶさめ津和野」号が運行されましたので,模型で再現してみました.「SLやまぐち号」で使用されていた35系を使用した,懐かしい列車です.
C57やD51が四苦八苦して越えていった周防・長門・石見の国境の勾配・トンネルもなんのその,軽々と超えていき,太皷谷稲成神社がある津和野へ向かいます.そこには列車が丸々通る大きすぎる鳥居と,狐とタヌキの置物がありました....
という作り話はさておきます.
本日は,KATOから発売された「DD51 1043」を紹介します.C57 1の関連商品として企画されましたが,製造段階で屋根版を800番台後期型のものを作ってしまったようで,この状態で試作品を発表していました.そのためか,発売は2月となりました.
両キャブにそれぞれ一つある無線アンテナ,タブレットキャッチャー撤去後の姿が印象的です.2018年9月の全検後の姿となっていますが,この直後にクーラーが設置されてしまっており,実のところこの姿で旅客列車を引いたことはほとんどありません.
とはいえ,これまでであれば「DD51 JR西日本仕様」として企画され,網干総合車両所宮原支所や,後藤総合車両所の車両を元に製作,おまけとして「1043」のナンバーや「SLやまぐち」のヘッドマークがついているような製品が登場していたでしょうから,凄い時代になったものです.
「出雲」を引くのも良いかと思います.形態が異なりますが実績はあるようですし,他社から最近御誂え向きに登場しています.
元ネタ
ちょうど2年前の話ではありますが,この列車が4/1に運行されていたとはと思います.列車名は「SLやまぐち」号でした.
エイプリルフールのようですが,実際に運行されました.
ヘッドマークが収録されていた,製品ポスターに写真が使用されていたあたり,ひょっとすると製品の参考になった列車かもしれません.
注意
- 平成30年7月豪雨に伴う迂回貨物列車の運行関連で,1043号機は一切使用されていません.
- 流鏑馬神事が行われるのは鷲原八幡宮です.なお,2020/4/12に開催される予定の神事は,中止となっています.
※テーマは「【模型車両】広島(山口県)」です.
4月のアクセスについて
- 15,496件のアクセス,10,353件の訪問者数を頂きました.
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