当鉄道では4機目となるEF64形0番台を増備しました。
現役で活躍しているEF64形0番台最後の1機、37号機です。
実機は1971年落成の5次形で新製配置は旧甲府機関区(現在廃止)でその後も中央線と上越線をメインに走り続け、現在は高崎車輌センター所属機です。
一時期(2003年~)は、ぶどう色一色で茶釜化し寝台特急あけぼのを牽引して人気を博しましたが、寝台特急の廃止後、直近の定期検査で国鉄色に戻され窓類のHゴムも黒から白へと登場時に近い状態に戻されイベント列車をメインとした活躍をしていきます。
しかし、昨今では中央東線の工臨列車や甲府駐在運用に充てられていた1052・1053号機のうち、1053号機が故障してからは37号機が代理で入り現在まで至っているようです。
実際、私は仕事でその中央東線を良く使うのですが、特急あずさの車窓から甲府駅や八王子駅等でこの37号機を度々見かけていますね。
その様な折にTOMIXはこの37号機を特定機として最近発売してくれまして、私にとっては身近な機関車でも有るので導入に至った訳です。
これまでにも3機のEF64形0番台7次形を導入しておりますが、5次形の37号機を比較してみると細かい違いが有ります。
左 7次形 右 37号機
37号機は窓支持が白Hゴム、窓下の通風口有り、EGを搭載するのでスカートのジャンパ栓の数が多いです。
対して7次形は窓支持が黒Hゴム、貨物機なのでEG用のジャンパ栓受けがなく若干スッキリしてます。
上 37号機 下 7次形
37号機は屋根色が塗り分けられ、7次形は黒一色です。
そして避雷器や列車無線アンテナの位置の違い、扇風機カバーやEG表示灯の有無も違います。
37号機はJR東日本機にも関わらずロゴが入っていないです。
ノスタルジックさを出すために意図的に入れてないのかなと思われます。
スタンダードな機関車ですがやっぱり良いですね〜
12系客車や旧型客車を牽かせてみましょう。