【鉄道部品】レアなカット方向幕の話。
色々な鉄道グッズショップや鉄道イベントを回ってた時に思ったこと。
「そういえば『新快速』のカット幕って、殆ど見かけることがないよなあ…」
JR西日本の種別幕(カットされラミネート加工されたやつ)といえば、見かけることがあるとしても「普通」「快速」「区間快速」「回送」「臨時」「団体」…などや、時たま「急行」「ホリデー」「レジャー」…などといった場合が殆どで、
「新快速」のカット幕を見かけたことは、ごく最近まで長らくありませんでした。
…で、こないだついに「新快速」のカット幕を目撃・入手する機会があったのですが、
↑先日入手した新快速のカット幕。結構古いタイプの幕のようで、路線記号はもちろんですが英語表記すら無い!
その売っていたとあるお店で付けられていた値段は、何と1枚3000円!
他のJR西の種別幕も一緒に売られており、それらは1枚1000円だったのですが、これ1枚だけが3000円と他より抜き出た値段で販売されていました。
でも、それもそのはずと納得。
「新快速」のカット幕を見かけたのは、後にも先にもこの1回だけ。
おまけに言えば、英語表記が無いのが少々気になっていたのですが、他に英語表記のあるやつは無く、「新快速」の幕自体、売られていたのがこの1枚のみ。
そして「新快速」という列車種別自体も、人気があるだろうことは容易に想像出来ます。
……つまり、「新快速」の種別幕は「流通量が少なく、人気が高い」。
他の種別幕(1000円)よりも高い値段(3000円)が付けられていたことからも、「やっぱり『新快速』の幕って、希少なんだなあ(そして高い人気がある)」というのを実感させられました。
それにしても不思議ですね。
他の「普通」や「快速」などの幕が多いのなら、元々セットで収録されているはずの「新快速」も同じくらい多そうなものですが・・・
方向幕(種別幕)の交換も、少なからず行われているはずですし・・・
なぜ「新快速」幕はあまり出回っていないのか。
鉄道部品は奥が深いものです。
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ついでに、レアなカット幕といえば、こんな事も思ったりしました。
「そういえば、新幹線の『のぞみ』のカット幕って、まだ一度も見かけたことがないよな…」
「ひかり」や「こだま」はよく見かけるのに、どうしてなんでしょうね。
廃車になった300系や700系も車両数としては結構なはずですし、「のぞみ」のカット幕も結構な割合で出てきてもおかしくはなさそうですが……
「のぞみ」が収録された方向幕(巻物1本)として出てくることなら たまーに ありますが(もちろん数万円レベルのかなりのお値段!)、
カット幕として「のぞみ」を見かけたことは、何故かまだ一度もありません。
これまた不思議なものです。
そもそも「のぞみ」のカット幕自体この世に存在しているのか、それを販売している所は無いのか、無いとしたらどうしてなのか・・・
気になることだらけです。
それでも、仮に今後「のぞみ」のカット幕を見かける機会があったとすれば、是非とも入手したい!…と思うのは言うまでもありません。笑
↑「ひかり」や「こだま」はよく見かけるけど…… 今後「のぞみ」のカット幕に巡り合える日は来るのか。