「はやぶさ」の自由席特定料金 | 阿武急と仙南の事を語るブログ

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おばんでございます。今回は、たった2年だけ存在していた「はやぶさ」の自由席特定料金についてブログへ書いていきたいと思います。

 

まず、東北新幹線の中では、一番、最速となる列車「はやぶさ」は、新青森まで全通した3か月後の2011年3月にデビューしました。東北新幹線の最速である「はやぶさ」は、最高速度320㎞(デビュー当時は300㎞)で運行する列車ということから、特急料金も、「やまびこ」とは別の体系となっていて、割高な料金が適用されています。そのため、「はやぶさ」の特急料金は、「やまびこ」の特急料金よりは、100円から520円と高く設定されている。 しかしながら、2014年3月から2016年3月までの2年間だけしか、存在しなかったものがあります。それが、「はやぶさ」の自由席です。勿論だが、「はやぶさ」は基本、全車指定で運行されていますが、たった2年間だけ「自由席」がありました。それには、あるルーツがある。

 

そうなんです、2年間だけ自由席が存在していた「はやぶさ」は、仙台~新青森で運行されていた「はやぶさ95号」と「はやぶさ96号」です。その列車ですが、2014年3月のダイヤ改正までは「はやて95号」「はやて96号」(仙台~盛岡の間では「こまち95号」、「こまち96号」を併結)として運行されていました。2014年3月の改正から盛岡以南での「こまち」の併結相手が、全列車「はやて」から「はやぶさ」への変更によって、仙台から新青森だけで運行する「はやぶさ」にも「自由席」が設定されたということになります。

 

 

「はやぶさ95号」「はやぶさ96号」の自由席を利用する場合の、料金は、「やまびこ」の自由席と同額となっていて、東海道新幹線「のぞみ」の自由席を利用する場合と同じということになる。

 

基本的に、「はやぶさ」の立席を利用する場合の料金は「はやぶさ」指定席特急料金−座席指定料金=「はやぶさ」立席料金となります。

「はやぶさ95号」「はやぶさ96号」の自由席を利用の場合は、自由席特急料金は、どの列車というのは指定はされていません(いわゆる、「やまびこ」といった列車の指定は無い)ので、「やまびこ」の自由席と料金は同じとなり、「はやぶさ」指定席特急料金−指定料金−差額となる。いわゆる、「やまびこ」指定席特急料金−指定料金=自由席特急料金と同じ計算となります。

 

今現在、「はやぶさ95号」「はやぶさ96号」は全車指定ですので、自由席は存在していませんのでご注意ください。