樽見鉄道「プラレール」ラッピング列車の運転開始 ハイモ295-310形を装飾



樽見鉄道は3月28日から、タカラトミーの鉄道玩具「プラレール」とのコラボレーション企画としてラッピング列車の運転を始めた。

樽見鉄道の「プラレール」ラッピング列車。【画像:タカラトミー】

車両はハイモ295-310形気動車1両(ハイモ295-315)を使用。青色のプラレールをイメージした全面ラッピングで、先頭部にはプラレールのキャラクター「てっちゃん」をデザインしたヘッドマークが取り付けられた。運転期間は2022年3月末までの予定。

樽見鉄道は夏頃にも子供向けのプラレールイベントを開催する方向で検討しているが、新型コロナウイルスの状況を見ながら実施するとしている。

樽見鉄道は大垣(岐阜県大垣市)~樽見(同県本巣市)間34.5kmの樽見線を運営する第三セクター。大垣~美濃神海(現在の神海)間が国鉄樽見線として1956年から1974年にかけて開業し、1984年に樽見鉄道が経営を引き継いだ。1989年には神海~樽見間が開業して全通している。

ラッピングのデザイン図。【画像:タカラトミー】