駅の風景 人吉駅編② | 人吉鉄映会

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熊本県人吉市・球磨郡を走る肥薩線・湯前線・くま川鉄道の今と昔を発信していきます。

人吉鉄映会です。

 

今回は前回の続きで「駅の風景 人吉駅」の第2回目です。

前回は駅の外見、駅裏の国史跡「大村横穴群」、人吉駅名物のからくり時計、駅弁当の記事を書かせて頂き、2回目からは駅舎をと、書いていましたが、まだ駅周辺に関してご案内することがありましたので、まずはそちらから・・

 

駅の向かって左側に「種田山頭火」の碑があります。種田山頭火(1882~1940)は自由律俳人。この方の波乱万丈な人生はとてもこのブログでは書ききれませんので、興味のある方は関連サイトをご確認されてください。

山頭火が人吉を訪れたのは昭和5年(1930年)9月のこと。山頭火が歩んだ行程には行乞(ぎょうこつ)の案内板もあります。顕彰碑が建立されたのは2014年12月。「人吉球磨 山頭火の会」の方が地域活性化の一助として建立されました。「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」という有名な句が刻まれています。熊本から行乞に出た際の心境を昭和5年(1930年)9月16日に人吉で詠んだ句だそうです。深いですね。その隣には肥薩線建設運動に尽力された澁谷 禮氏と樅木義道氏の顕彰碑が建っています。

 

次は旅行に欠かせない物、お土産ですね。

お土産屋 天守閣

駅前には2件のお土産屋さんがあります。写真のお城みたいな建物は「天守閣」さん。ここにはビジネスホテルもあり、駅側の角には「Cafe 亜麻色」という喫茶店もあります。駅を眺めながらのコーヒーをどうぞ。ちなみにここには以前ご紹介した本、「球磨川の駅・ものがたり」も置いてありますので、まだお買い求めでない方は是非どうぞ。

この道向かいには「青柳」さんというお土産屋さんもあります。どちらで買ったら、という話になるかと思いますが、どちらもとりあえず覘いてみてください。置いてあるものも違いがあります。お土産選ぶのは楽しいですよね。お店の方もとてもいい方ですよ。

 

ちなみに昨年末に青柳さんの建物に掲げられていた看板

人吉出身のウッチャンナンチャンの内村光良さんは地元のスーパースター。おととしも第69回として同じ看板が掲げられてました(笑)今年も是非第71回として看板を掲げてもらいたいものです。

ちなみにくま川鉄道の永江社長と内村さんは人吉高校の同級生で大の仲良しです。

 

駅には観光案内の看板もあります。

人吉観光には、人吉周遊バス「じゅぐりっと号」というのもあります。人吉ICから市内を経由し人吉駅前を往復するバスです。8:00時台から17:00台まで45分間隔ぐらいで運行してます。(10往復)料金は150円から人吉ICまで行っても220円です。このボンネットバスは和歌山で使われていた観光循環バスを産交バスが購入し、改造したものです。ちなみに「じゅぐりっと」とはこちらの方言で「順番に1つづつゆっくり廻る」という意味です。皆さんも人吉観光をじゅぐりっと楽しんでください。

 

あと、駅周辺の施設では「鉄道ミュージアムMOZOCA868」という、ミニSLが運行している施設がありますが、これは別の機会に。

 

ここからようやく駅舎の紹介です。

人吉駅入り口から改札方向(奥の赤い車両はキハ220)

向かって右側には人吉出身の英雄、川上哲治氏のモニュメントが。

生誕100年の展示の案内もありますが、現在はコロナの影響で休館中です。

待合室。昔ながらの表示板です。待合室の中にkioskがあります。

待合室の入り口のパンフ入れに人吉鉄映会の祖 福井弘の回顧展(@九州鉄道記念館)のパンフも

但しこちらもコロナで休館中です。

 

あと、左側に案内所もありますので、ご利用ください。

 

・・・・と、駅舎に入ってホームに行くのですが、今回はここまで

 

第3回はホームの紹介から(多分・・・)

 

今回もお付き合いありがとうございました。それでは次号もご覧ください。

 

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