(岡山車との併結もありました)

 

最近下関の115系の発売が相次いでいますが，もう一つももちろん（？）導入しています．

TOMIXからついについに，115系300番台の下関仕様が登場しました．黄色に塗られ，ベンチレーターが外されている以外はほぼ原型です．車内は緑色の無機質な化粧板にセミクロスシートが並び，3000番台やリニューアル車と比べると「ハズレ」扱いでした．しかも，それらの車両と併結して運用されることもありました．

ジャンパ管，運行番号表示が取り付けられるなど，153系と同様のアップデートが施されています．ただし，下関車の編成番号表示は，運行番号表示のシール，晩年の窓ガラス表記ともありません．岡山車とは異なります．

上り方クハはトイレが撤去されています．

床下はグレー，パンタは一本ホーンの晩年仕様です．筆者はC-36編成にしました．編成によって車両番号の位置が異なることは，説明書にも書かれてあります．

岡山車(右)と比べて，カプラー・スカートが新パーツとなっています．

 

本命はクリーム地の青帯「瀬戸内色」です．115系300番台の一部には自動販売機が搭載された編成が存在するなど，結構な差異があるため，製品化される場合は複数製品展開も考えられるかなと思います．

いずれにしても，ここまで緻密な地元車両の模型製品が手に入る時代が来るとはという思いはあります．