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広島~福山間を在来線で直通する列車が2020年3月改正で一旦消滅しました。
広島~福山間では115系による快速「シティライナー」が30分ヘッドで運転されていた時代を中心に、遠くは下関まで直通する列車が多数設定されてきましたが、2010年代に入り広島シティネットワークエリアにおける快速列車の縮小や227系導入に伴う系統分割が進み、2019年3月改正時点では呉線経由ながらも広島~福山間を直通する列車が残されてきましたが、呉線のワンマン化の進展などもあって三原~糸崎間で系統分割され、在来線ルートで乗り換えなしで広島~福山間を結ぶ列車は一旦消滅することとなりました。
現在の山陽本線のダイヤは227系を使用した徳山発着列車などごく一部を除き、岡山地区・広島シティネットワークエリア・山口地区とで3分割されていることもあり、残る国鉄型電車の置き換えも地区単位で行われる可能性がゼロではないだけに、岡山支社管内から広島シティネットワークエリアとを直通する列車が消えたという点でも節目になった、と言えるでしょう。