碓氷峠周辺鉄道遺構群の見学会

その2です。

 

まずは横川駅にあった保線区跡を利用した碓氷峠鉄道文化むらにお立ち寄りしました。

何度来てもドキドキするし、これからもきっとそうなんだろうなぁ、と思っています。

まさに聖地!!

 

 

せっかくの場所ですが、おっさんだと絵ヅラがとても悪いので

基本モザイク処理させてもらいます。アシカラズ。

66.7‰の勾配がどんなに凄いが身をもって体感(後方の坂道)。

まさに困難に打ち勝つ数字です。

 

EF63のジャンパー線たち。

なんでも繋がります。って感じがステキ。

 

 

屋外の展示場に来ました。いわゆるこれがパラダイス。

まずはDD51のトップナンバーから。

言わずもがな、名機の誉れ高き機体。

 

 

これは・・・

試作車のキハ35系ステンレス車体使用。

房総半島の塩害対策も、実際は海周辺で使用されずにいたちょっと悲しき機体。

個人的には無塗装で運用したらよかったのに・・・と思ってしまった。なぜタラコ色・・・

 

内部が公開されていたキハ20系

JNRの扇風機や網棚など、ザ国鉄!

 

灰皿越しに見えるキハ35-901。

波板ステンレス鋼板がたまんない。

 

続いて、私がもっとも好きなEL。EF58

そのラスト製作となる172号機。感無量・・・

 

関門海峡で活躍したステンレス交直機

無塗装でリベット打ち。すばらしい。

 

ほかにも見どころいっぱいありますが、

また次回ということで。。。

 

このあと旧線の鉄道遺構へ移動。

まずはめがね橋。碓氷第三橋梁。

美しすぎる。明治の時代にこのような立派なものを。

 

下から。

 

対岸の上から。

 

旧線から新線を眺める。

 

YouTubeで過去の映像が多数アップされており

楽しまさせてもらっています。

 

さらに移動して、熊の平駅までやってきました。

碓氷線のいわゆるオアシス的な場所と言えますね。

歴史的に意味のある遺構がそのまま残され(放置され)ていて

もう少し、価値あるものだと思います。なんとか未来に残していきたい。

 

 

熊の平から軽井沢側の風景。

困難のあかしである、66.7‰がトンネルの向こう側にそびえています。

 

横川側の旧線。待避線の存在も困難の象徴のひとつですね。

第10号トンネルです。

 

第10号トンネルを抜けてきました。

天井のススとか、おそらく電線を通していたであろう、レンガの割れとか

先人たちの努力の賜物です。

 

第9号トンネルとその先のトンネル群。

 

すっかりおっちゃんになってしまいましたが、

小学生の時代にブルートレインバッチや時刻表で日本一周した思い出が

この旅で一気に沸いてきました。

近くに同じ思いを共有できる方々がいらっしゃることは、とても幸せなことという

当たり前のことを感じた次第です。

 

碓氷峠周辺鉄道遺構群については、これにて終了です。

でもまたいつか訪れたいと思います。

 

ではでは、ドロンします。