KATOから221系のリニューアル車(JR京都線・神戸線6両セット)が発売されました。既発売の225系(6両編成)と併結して、堂々の12両編成で走らせたいです。

 せっかくなので室内灯を入れました。お金かけずに手間かけて、自作の室内灯です。これまでに何度も作っているので問題ないと思っていましたが、今回「テクノパーツ宝塚」で購入した白色LEDがやたらと小さい! 「+」と「-」の区別も肉眼では見えにくいくらいです。下の左の写真の真ん中に写っているのが今回使用した白色LEDです。(左はブリッジダイオード、右はこれまで使っていた白色LEDです)

 

 クロスピンセットを使って、慎重にはんだ付けしました。

 

 ブリッジダイオードの足は、磨いてペーストを付けることで、はんだが乗りやすくなります。抵抗器は470Ω(1/2W)のチップ抵抗器です。このユニットを6個作りました。 

 

 このユニットに0.5の銅線で作った「足」をはんだ付けします。集電用の銅板はKATO製の室内照明ユニットに付属している物に合わせて、0.1mm厚で長さ35mmくらい(端の5mmくらいを折る)、幅は1.75mmくらい(2mm弱)です。この銅版がなかなか手に入らず、私がホームセンターで見つけたものは裏に糊が付いている物で、この糊を落とすのに手間がかかりました。(写真の銅板は幅が少し広くてうまく集電しなかったので、あとで少し切って細くしています)

 最後にアルミテープを貼って遮光します。ブリッジダイオードの内側と外側から貼って、形を整えます。

  

 車体の天井にアルミテープ(幅9mm)を貼ります。導光材は3mmの透明プラ棒(タミヤ製)です。先端にアルミテープを貼って導光材の中に光を閉じ込める(?)ようにします。また、KATO製の新室内灯を取り付ける車体側のピンに合わせて、透明プラバンで固定用の部品を作って接着しています。この部品には直径1mmの穴をあけていますが、その穴にセロテープを貼って、導光材が下まで落ち込まないようにしています。

 取り付けて光らせるとこんな感じです。LEDが小さくなったので、ピンポイントで導光材の中心に光が入ってくれているようです。

 

 さて、出来上がったので225系と併結して走らせようとしたところ、連結器もリニューアルされていて、そのままでは連結できません。先頭車同士の連結器を交換して対応しました。 

  

 走らせるとこんな感じです。夜に撮影すればよかったのですが、昼間でも光っているのが分かります。(もちろん夜でも綺麗に光ります。)

 

 225系にはKATO製の新室内灯を入れています。今回221系に入れた自作室内灯が、やや暗く見えるのは、茶色いシートパーツが関係しているようです。

 

 

 実車はこの12両編成が、残念ながら今年3月のダイヤ改正で無くなってしまったとのことです。平成元年にデビューした221系が平成22年にデビューした225系と渡り合って、時速130kmで疾走していた姿は、221系ファンにはたまりません。模型で末永く再現していきたいと思います。

 最後までご覧いただきありがとうございました。