路線図
路線図のバス停位置は、全て推測です。
大井川鉄道(大井川鐡道)では、かつて金谷駅から、掛川駅を結ぶ掛川線を運転していました。
1934年(昭和9年)
12月28日に運行が開始されます。
元々掛川-日坂間で運行されていた路線を買収し、日坂-金谷間の免許を取得して、大井川鉄道が掛川-金谷間の直通運転を開始したようです。
1928年(昭和3年)の掛川駅の壁張り用時刻表では、掛川-日坂間で7~8往復運転されていますが、事業者名は不明です。
1940年(昭和15年)
6月現行の壁張り用の掛川駅発時刻表に以下の時刻が掲載されています。
1956年(昭和31年)
掛川市誌では、1956年(昭和31年)6月に日坂までの経路が同じ、掛川-東山間の運行開始と記載があります。
大井川鉄道30年の歩みによると、1954年(昭和29年)11月1日に、東山線の運行が開始されたとありますが、これは、掛川駅からの直通ではなく、日坂-東山間の路線として開通です。
1957年(昭和32年)
壁張り用の掛川駅発列車バス時刻表に、11月15日改正として、以下の時刻が掲載されています。
1958年(昭和33年)
11月に、大井川鉄道掛川自動車営業所が新町に開設されます。
1962年(昭和37年)
9月1日現在の、大井川鉄道時刻表に掲載されている時刻です。
1963年(昭和38年)
6月に、掛川自動車営業所は城西に移転します。
1965年(昭和40年)
10月1日改正時刻表です。
新国道経由の便がありますが、路線図上のすべての新道経由だったのか分かりません。
また、新国道経由以外の便は、すべての箇所で旧道経由だったのかも不明です。
1988年(昭和63年)
3月31日に掛川バスサービスが運行開始しますが、これは東山線の代替で、掛川線はもっと以前に廃止されています。
廃止年月は不明です。1983年には、掛川営業所ももう無いと思います。