兵庫と鳥取の県境付近でいったん海岸線から離れた山陰本線の下り列車が、再び海岸線に出るのは出雲市西方の小田駅を過ぎてから。国道9号線をアンダークロスして小田東漁港に差し掛かる辺りで、山陰本線下り列車右側の車窓には大きくエメラルドグリーンの海原が広がって来ます。
小田東港上のSカーブを行く544レ
544レは機関車の次位にワキ1000を連結しています。
1972年8月
残暑の厳しい中
地元名産のイチヂクはもう実り始めています。
1973年8月
544レは三重連運転の日にも充当されました。
1972年8月
こちらは小田西漁港の少し西
国道9号線の駐車帯から少し下った所
1973年10月 曇り空で少し残念な風景となりました。
まだまだ暑い日が続きますが空は少し秋の気配
1973年8月 機関車は福知山からの転属機C5741
どんより曇り空で綺麗な海原は臨めません。
1973年8月
カマボコドームに角張って武骨な縁取りがされたデフを持つのは戦時設計のD51 1067
撮影場所は全て山陰本線 小田-田儀
私のバイブルとも言うべき「北辺の機関車たち」に憧れ、高校に上がった1973年春くらいからはモノクロで撮ることが多くなっていましたが、家族が他の写真を撮るためにカメラに入れたカラーネガフィルムが残っている時は其のカラーフイルムで撮ることもありました。その時は「しようがないなぁ」なんて思っていましたが、今から考えるとネガフィルムでもイイので、もっとカラーで撮っておくべきだったと深く反省です。
最後まで御覧戴いて ありがとうございました。