週末プチ旅行記 〜関東鉄道 竜ヶ崎線に乗って〜
今回の週末プチ旅行記は茨城県龍ケ崎市にある関東鉄道の路線、竜ヶ崎線に乗ってきました!
なぜ竜ヶ崎線に乗車しようと思ったのかと言うと、最近レゴで竜ヶ崎線で活躍した車両を作ったからです。わずか3駅という短いローカル線ですが、歴史は非常に古い路線だけに魅力を感じました。
まずは常磐線に乗って龍ケ崎市駅へと向かいます。当駅は3月14日のダイヤ改正で、佐貫駅から龍ケ崎市へと名称が変わりました。駅の構内にはそれを祝うこんなパネルが展示されていました。
龍ケ崎市駅は東京から常磐線快速に乗って約1時間。取手の先です。構内にはコンビニがあり、駅前にもコンビニ、マクドナルド等飲食店があります。
JRの改札を出て東口の出口へと向かいます。すると“関東鉄道竜ヶ崎線佐貫駅”の看板が。JRの駅は龍ケ崎市と改名されましたが、竜ヶ崎線の駅名は佐貫駅のままです。大きな看板や表示もあるので、JRからの乗り換えでは迷うことはないと思います。乗り換え所要時間は3,4分と言ったところでしょうか。
竜ヶ崎線佐貫駅の様子。交通系ICカードはSuicaとパスモのみ対応しています。有人の窓口もありますが、ここではフリーきっぷ等の各種乗車券は買えません。1日乗車券が欲しい場合は、その旨を係員に申し出て、終点の竜ヶ崎駅で購入するという流れになります。
きっぷ売り場にはこのような展示が。竜ヶ崎線は非常に歴史が古く、開業は1900年(明治33年)で当時は線路の幅が狭い軽便鉄道でした。大正4年に1067mの狭軌になり、私がレゴで作った車両であるガソリンカーが運行を開始。昭和19年に鹿島参宮鉄道の傘下に入り、その後昭和40年に鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道が合併し関東鉄道となり、今の形態に至ります。
こちらは佐貫駅の時刻表。ローカル線と言っても日中は30分に1本の運行があります。
佐貫駅の駅名標。竜ヶ崎線は“佐貫”“入地”“竜ヶ崎”のわずか3駅。路線の長さも4,5kmと非常に短い路線です。東京から比較的近い場所にありながら、このローカル風情。これが竜ヶ崎線の特徴なんですね。
しばらくホームで待っていると列車が入線してきました。関東鉄道キハ2000形という車両です。
車内には龍ケ崎市のB級グルメであるコロッケの紹介が沢山!中でもコロッケのつり革はインパクトありますね〜( ´∀`)
佐貫駅を出ると3分で次の入地駅に到着。ここは無人駅です。そして入地駅を出ると4分で終点竜ヶ崎駅に到着です。
僅か11分足らずの短い乗車。沿線は田畑が広がりとてもローカルな雰囲気です。
駅前は閑散とした雰囲気。この周囲には神社等の歴史があるものが多いようです。また龍ケ崎歴史民俗資料館にはかつて、竜ヶ崎線で使用されていた蒸気機関車が展示されているようですが、この新型コロナの影響で現在は閉館となっています。見ることが出来なくてちょっと残念です…m(__)m
さてこちらが竜ヶ崎駅で買った“竜鉄コロッケフリーきっぷ”です。竜ヶ崎線の1日乗車券と地元のお店で使用できるコロッケの割引券がついたきっぷです。別にコロッケは買う予定はありませんが、こう言ったきっぷは旅の良い思い出となります。
次回は竜ヶ崎駅周辺の様子をお届けします。つづく…。