祇園駅を出て、5分ほどで櫛田神社に到着。

 

 

 

 

なかなか壮麗なつくりの本殿に参拝。旅の無事と今後の無病息災を祈願します。

 

 

至るところに『博多総鎮守』とあります。古くから博多の守り神として信仰されていたようです。

 

 

平日の昼間というのに多くの人で賑わっており、地域に愛されている存在ということがよくわかりました。無事御朱印もいただき櫛田神社を後にし、もう1つの最寄駅である中洲川端駅へ歩いて向かうことにします。

 

アーケード完備の川端通を抜け、中洲川端駅へ。

 

 

 

この商店街、飲食店や仏具店、観光客向けの土産物店など数多くの店舗があり、非常に盛況のようです。地方都市ではこうした商店街は衰退の一途をたどっているのが常ですが、さすが九州一の大都会福岡市では、そんな雰囲気は全く感じられませんでした。

 

10分ほど商店街を歩き中洲川端駅に到着。

 

 

ここは空港線箱崎線が連絡する駅で、3方向に路線が分かれています。今日1日でその両方に完乗する予定ですが、まずは箱崎線から。その後終点貝塚駅で接続する西鉄貝塚線にも足を延ばそうと思います。

 

 

このまま一気に終点まで乗り通しても良かったですが、その前に寄り道。中洲川端発12時11分の貝塚行きに乗り、箱崎宮前駅へ向かいます。

 

 

駅名からもわかる通り、ここは筑前国一宮である筥崎宮の最寄駅。ただ駅名は『箱崎宮』と字が違っており、しかも『はこざきみや』と読みも違います。このあたりの事情、余所者の私には全くわかりませんが、なにか譲れないものがあるのでしょう。

 

 

 

日本三大八幡の1つとのことですが、他の2つである京都府八幡市石清水八幡宮大分県宇佐市宇佐神宮と比べると、どうしても格落ち感が否めません。まぁこれは日本各地にある『三大』ではあるあるネタであり、別に筥崎宮が悪いわけではなく、いずれにせよ由緒ある神社ということは確かなことです。

 

 

出口すぐそばに大きな鳥居がお出迎え。

 

 

 

しかもこんな看板が。日付を見るとまさかの明日で、こうしたことからも地元に愛されている存在ということがわかります。それにしても訪問が1日ズレていたらソフトバンクの選手たちに会えたかと思うと、ちょっとだけ残念な気がします。

 

 

奥にはJ2アビスパ福岡の巨大絵馬も奉納してありました。

 

 

 

こちらは本殿遠景。

 

 

よく見ると『敵國降伏』とあります。

 

 

なんとも物騒な言葉ではありますが、武力などで敵を降伏させるという意味ではなく、徳をもって相手を靡かせるという意味のようです。ただ現在はいわゆる『勝利の神』ということにあやかり、スポーツ関係者からも厚い信仰を集めているとのこと。プロ球団が必勝祈願に来るのも納得というわけです。

 

筥崎宮を後にし駅巡りを再開。次は箱崎線の終点貝塚駅へ向かいます。