こんばんは。
今日はNゲージ鉄道模型 DD51のDetail Up(ジャンパ栓取付等)です。
対象は1186号機、先日の”特別なトワイライトエクスプレス”(以下”特トワ”)の牽引機です。
24系特トワ編成への自作室内灯を入れる前にDD51の方を弄りました。
同時に14系”出雲”牽引機の1187号機にも施工しています。
これも先日Upした744号機と施工内容は類似ですが、KE70開放栓の所を少し詳しく書いてみます。
弄った1186号機です。KE70開放栓ケーブル、エアホースを再現しています。
1186号機は KATOの品番7008-3 DD51後期暖地型です。機番は製品の収載が無いので、銀河モデルのN-686を使っています。1187号機も同様です。
最新の製品を除き、KATO品はキャブの前面窓の上下寸法が足りないんですよね。”切れ長の目”って感じです。最近の設計;左の744号機(KATO 7008-7)と比べると差が分かります。何とかしたいところですが在籍両数も多いし形態も様々、今の所何ともなりません。キャブやボディーの構造などは先代の品番702 と共通する部分が多々あったと記憶しています。
それはさておき...
先日Upしたケーブル、エアホースの無い状態から改造スタートです。先ずKE70ジャンパ栓、1つを”閉”状態で作り込まれているところを”開”にし、手すりの部分までケーブルを作り込む必要があります。
KE70”開”表現に使うのがこれ、銀河モデルのN-238です。比較のため1円玉を写真に入れていますが、小さいパーツです。ともするとパッケージ中どこに商品があるのかわからない程です(笑)。
あまりに小さいので、左下、小さいプラ板にパーツを取り付けて加工します。
穴が2つ空いていますが、上がパッケージに記載の取付孔0.8mmのもの、ですがこれだとユルユルなので、下に0.7mm孔を開けなおして、ここにパーツを挿入しています。
この小さいジャンパ栓にケーブル取付用の穴を開けます。写真のような感じです。パッケージの裏には0.3mmの線材を使うよう と書かれていますが、実車よりだいぶ細い感じなので0.4mmのドリルを付けたピンバイスを使用します。オーバーサイズなのでキワドイ穴あけです。ケーブルがしっかり噛むよう、穴は裏側まで貫通させています。
ケーブルは0.43mmのエナメル線です。DD51はもう少し太い方が実車に近いかとも思いますが、穴あけはこれで精一杯と思います。0.43mmはノギスによる実測値です。
未加工(右)に対し、左が加工したスカートパーツです。エアホースと右側のジャンパ栓を削り、取付孔を
開けたところです。ジャンパ栓部は削りに苦労します。孔は上記実績より0.7mmです。
左側のエアホースとKE70ジャンパ栓パーツを取り付けたところ、エナメル線も整形して準備します。
手すりにもエナメル線を差し込む孔を開けています。右側の赤く映っている部分です。
このパーツ、元々手すりの一部が赤かったものを白く塗ったもの、なので孔は赤く見えます。
エナメル線を両方の穴に上手くハマるよう、微調整しながら手すりとスカートを組みます。この後ジャンパ栓などの塗装です。微調整をするうちに剥げるので、塗装は組んでから です。
手すりのパーツと穴の位置が干渉する場合は一度パーツを外して、再びピンバイスを使って白い手すり部分まで穴を深くする場合もあります。
KE70ケーブルが付くのは1End側のみ、写真の2End側はエアホースのみです。
後藤車コンビ、1186,1187同様にDetail Upを終えました。
ケーブル、ホース類がゴテゴテ付いているとデーデーらしくなります。
この後24系トワイライト編成弄りを続けます。
最後までご覧いただきありがとうございました。