リゾートみのり&うみねこの引退、後継は? | 仙台はやての乗り鉄旅行ブログ

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仙台から陸羽東線経由で新庄までを結ぶ『リゾートみのり』が6月28日をもって運転を終了することとなりました。

キハ48系に大改造を施して、2008年10月から運転を開始し、鳴子峡の紅葉シーズンには結構盛況の様子でした。

以前アップした記事に詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。

JR東日本 リゾートみのり 乗車記

 

八戸から久慈までを結ぶ『リゾートうみねこ』が3月29日で定期運行を終了し、6月13・14日に八戸から三陸鉄道へ直通し、盛駅までの臨時運行を行い引退します。

こちらもキハ48系を大改造して、当初は『き・ら・き・らみちのく』として2002年12月より八戸から大湊までを結んでいましたが、2011年4月からは八戸線へ活躍の場を移していました。

こちらも以前記事をアップしていたので、御覧ください。

JR東日本 リゾートうみねこに乗りました

 

  • 引退理由は?
同時期に東北のリゾート列車が引退するのですが、どちらも車齢40年を超え、老朽化が進んでいます。
あわせて数を減らしている国鉄型気動車なので交換部品が徐々に少なくなっていると推定されます。
『リゾートうみねこ』が所属する八戸運輸区は数年前まで非冷房キハ天国でしたが、現在の主力はE130系なので唯一残る国鉄型、小牛田運輸区においても国鉄型は『みのり』と『びゅうコースター風っこ』が残るのみなので、こちらも近く引退がアナウンスされそうな予感です。
  • 後継車両は?
気になる後継車両についてですが、今の所アナウンスはありません。
導入するとすれば、HB-E300系のようなハイブリッド新造車かGV-E400系によって余剰となるキハ100系改造車か、どちらもあり得そうです。
『リゾートうみねこ』は土日祝日を中心に通常の普通列車をそのまま車両変更して運行していたので、本数が減ることがありません。
八戸線でもう一つのジョイフルトレイン『TOHOKU EMOTION』は移動するレストランというコンセプトで旅行商品として販売されるものなので代替にはなりません。
盛岡支社はHB-E300系『リゾートあすなろ』が2両編成2本がありますが『Kenji』引退の穴も空いたままなので、八戸線専用では無いかもしれませんが何らかの導入があって然るべきだと思います。
『リゾートみのり』は陸羽東線沿線の紅葉シーズンに最も需要が高まるので、アナウンスするとすれば夏以降、もしくは昨今の事情を鑑みれば来年秋に何か運行するようにしそうです。
ただし、紅葉シーズン以外の乗車率は芳しくないのでそのままフェードアウトしそうな気がして不安です。
 
どちらも身近な地域なのでよっぽどの高級志向なもの以外が登場すれば即乗りに行きたいと思います。