最近は手洗いを念入りに行うようになったためか、手が荒れ気味です。ハンドクリームを塗っておこうと思います。
本日はKATOのE231系0番台 中央・総武線についての話題です。この車両は入線記事でも紹介したように、クハの床下機器が500番台の流用であり0番台とは異なる箇所があります。これを実車に近づけるために改造を行いました。作業に取り掛かったのは去年ですが、KORAIL311000系の製作をメインにやっていたのでこちらは放置状態となっておりました。最近作業を再開し、ようやくブログに載せられるまでになりました。
今回の記事の写真は入線直後に撮影したもの、入線から数か月後に撮影したもの、ここ数日以内に撮影したものが混在しており、時系列順はなっていないですがご了承ください。
床下機器の改造にはE231系1000番台のAssyパーツを使用します。
それぞれの床板を分解。
黄色で囲ったパーツが今回使用するものです。
つまり、1000番台の床下と、0番台の室内・台車・スカート・ダミーカプラー・ライト基板を組み合わせます。
0番台と1000番台では床板のツメの位置がずれているため、無加工で床下と室内をトレードすることはできません。
0番台室内床面の、ツメが入る穴をデザインナイフで拡大します。
1000番台の床下は、運転台付近の室内パーツ固定用突起が0番台と位置が合わないのでカットします。
この部分の突起も邪魔なのでカット。
0番台ではトイレタンクと水タンクは不要なので切除します。
連結器の胴受けが湾曲しているので、これを直線化します。
湾曲部分をカット。
t0.1プラペーパーを貼り付け。
ジャーマングレイで塗装すれば胴受けの直線化が完了です。
この加工は雑誌に記載されていた作例を参考にしたものです。
室内はクレオス317 グレーFS36231で塗装。10両分まとめて塗りました。
運転台をタミヤXF-19スカイグレイ、メーターコンソールをXF-63ジャーマングレイで塗装しました。また、分かりにくいですがライトケースをXF-1フラットブラックで塗装しました。
塗装終了後、床板を組み立て。先述の通り運転台付近の固定用突起を切除しているので、この部分はゴム系接着剤で固定しました。
これで実車通りの床下機器となりました。スミ入れと色挿しをすればより実感的になるでしょう。
改造した連結器胴受けもいい感じです。スカートは断面と裏側をフラットブラック、支柱をジャーマングレイで塗装しました。
フロントガラスの編成番号標記は製品状態では大きすぎたので、印刷を除去しトレジャータウンのインレタを転写しています。前面ステップすべり止めは自作ステッカーで再現しました。
ホーム検知装置が209系の流用なので、これも改造すればなお良し。
以下はクハに限らず、全車共通の加工内容です。
窓枠はガイアのダークステンレスシルバーで塗り分けました。また、号車番号表示はTOMIXのインレタを転写しました(左)。右は転写前の状態で、数字がボディと同じシルバーなので暗く見えてしまいます。
色が濃すぎるラジオアンテナはライトグレーのE657系用と交換することにしました。ポポンデッタで未開封の中古品を安く買うことができました。
左が製品状態、真ん中が交換後、右は比較用のTOMIXのE231系です。
これからしばらくは、完成品Nゲージの加工記事をメインに投稿していくと思います。